2020.11.30

12月、月額4万9800円の画像管理サービス開始 アカウント無制限、画像期限告げる「アラート機能」も

GARACK事業部 樋口詩織プロジェクトリーダー


大手アパレル企業や総合通販企業などを取引先とし、カタログ紙面やECサイト上の商品撮影、モデル撮影、画像生成などを手掛けるジーエークロッシングは、画像の管理・運用ツール「GARACK(ガラック)」を12月中旬、ローンチする。「GARACK」は、アパレルEC事業者や通販カタログ事業者など、画像の保有数が多い企業の画像管理を助け、社内の業務効率化につなげることができるという。サービスの開始に先駆けて、GARACK事業部 樋口詩織プロジェクトリーダーに、「GARACK」が持つ機能や使い勝手の良さを聞いた。



社内の業務効率化を助ける

――「GARACK」の機能と強みを教えてほしい。

「GARACK」は、「撮影したデータを保管し、社内外に共有し、効率的に運用する」ことに特化した画像管理・運用ツールだ。煩雑な画像データの管理を助け、導入企業の業務効率化につなげる。

機能は主に、「検索」「共有」「アラート管理」の3つ。まず、「検索」について説明する。膨大な画像データの中から、必要な画像を抽出することが簡単にできる。画像にひもづけた属性から画像を検索することができるからだ。画像は、1枚1枚に属性を付与できる。モデル名、シーズン、衣料のカラーなどさまざまな属性を任意で入力でき、管理を助ける。


画像に属性を付与

「現状、画像の管理はできているが、モデル名など画像にひもづく情報は画像とは別に管理している」という企業にもお勧めだ。画像と、画像の情報(属性)を一元管理できる。属性の入力は必ずしも1枚1枚行う必要はなく、任意の画像を選択し、一括で行うこともできる。


必要な画像を見つけやすい

「共有」は、クラウド上に画像を保管し、社内の誰でも画像データにアクセスできること。現在、画像の管理者に管理を一任している会社も多いのではないか。どこからでも誰でもアクセスできるというのは業務効率化につながりやすい。「検索」機能も、スピーディーな画像共有を助ける。


社内外への共有のしやすさも魅力

3つ目の「アラート機能」も「GARACK」の強みだ。画像の期限を周知する。例えば「2021年春 割引キャンペーン」のようにプロジェクトを絞り込むと、プロジェクト内の画像のうち、2週間以内に画像の期限が切れてしまうものがあれば、赤いマークが表示される。これがアラートだ。赤いマークがついていたら、期限が近い画像をECサイト上の掲載から外したり、期限の更新を行えばよいという流れだ。将来的には「GARACK」トップページからもアラートが確認できるようにして、さらに利便性を高めていく。


アラート機能も管理を助ける

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