2020.11.21

「メーカーズシャツ鎌倉」、ECサイトの8割が既存顧客 テレワークウエアが好評

執行役員・デジタルリテール本部・田原和敏氏

ビジネスウェア中心に衣類を販売する自社ECサイト「メーカーズシャツ鎌倉 公式通販」を運営するSMRは、EC事業が好調で、今年に入ってからのEC売上高が、10月末の時点で14億円を突破したという。EC化率も高まっており、2020年7―9月の3カ月間の平均は42.9%だったという。同社の購入者の8割は既存顧客。テレワークウエアなど、時流に合った商品を同社のファンに届けている。

コロナ期間に大ヒット商品となったのは、シャツ生地で製作したマスク「シャツ屋がつくるマスク」だ。4月17日に「メーカーズシャツ鎌倉 公式通販」で予約販売を開始したところ、6日間で17万セット・累計50万枚を売り上げた。着想から約1カ月でサンプル作成にまで至り、4月15日に販売を決定。4月17日にはECでマスクの予約購入の受け付けを開始したとしている。

同社では「メード・イン・ジャパン」を重視している。マスクの製造も、普段はシャツを製作している、熟練の職人がたくさんいる国内の工場で行ったのだという。そのため、マスクが品薄となった今春に、迅速に国内でマスクを開発・製造し販売することができたとしている。


シンプルなマスクだけではなく、華やかな柄物も展開

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事