2020.11.19

〈EC業界4団体〉コロナ禍のECを解説 アマゾンペイ主催のウェブイベントで

日本電子商取引事業振興財団(J-FEC)などEC関連の4団体は11月13日、アマゾンが主催するオンラインイベント「はじめるネットショップONLINE EXPO2020」の中で、コロナ禍のEC市場の変化や、ECの売り方の基本などについて語り合うディスカッションを開催した。
 
ディスカッションに参加したのは、J-FEC、イーコマース事業協会(EBS)、東海イービジネス研究会、九州ECミーティングの4団体の代表や理事。モデレーターは、東海大学社会科学研究所の小嵜秀信客員准教授が務めた。
 
東海イービジネス研究会の西川徹会長は、「ECをやってみたけれど売れないのですぐに撤退する事業者が本当に多い。片手間にせず、本業と同じ熱量で取り組まなければ成功しない」などと話した。
 
九州ECミーティングの室水房子幹事は、越境ECの今後の可能性について言及した。シンガポールで1週間ポップアップストアを出店するなどして、現地で地道に認知度拡大に取り組んだ事例などを紹介した。
 
ディスカッションの終わりには、「相談できる仲間を作って情報交換することが大切だ」という点で、4団体の代表者の意見が一致した。
 
同イベントは、アマゾンが提供する決済サービス「Amazon Pay」の事業本部が主催したイベント。フューチャーショップなどのカート事業者や老舗EC企業の経営者が、今年初めてECに参入した事業者向けに、ノウハウや成功談を披露した。

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