2020.11.19

小杉織物、マスク100万枚突破 藤井八段も愛用し、話題に

自社ECサイトの「Itokala」

帯の企画や製造・販売を行う小杉織物はこのほど、オリジナルマスクの販売枚数が累計100万枚を突破した。2020年4月から販売を始め、2020年10月期の売上高が、創業以来の過去最高値となった。
 
売上高は非公開だが、マスクの平均単価が1500~2000円前後であるため、7カ月間の売上高は15~20億円と推定される。
 
同社は2020年4月に自社ECサイトを開設。サイト構築はベイスを使用している。自社ECと並行して卸販売も行ってきた。コロナ禍によって、祭りやイベントなどの中止が相次ぎ、帯や浴衣の受注がなくなり、売上高が一時期で前年の95%減になったという。20年3月末に、社長の提案をきっかけに、マスクの製造を開始。帯や浴衣の材料を活用したマスクが話題を呼んだ。
 
小杉秀則社長は、「将棋の藤井聡太八段が、当社のマスクを使用していたことには非常に驚いた。その後、一気に注文数も増え、社員全員で販促に取り組んできたことが大きな要因」と話す。マスクだけでなく、帯や浴衣の販売強化にもつなげていく予定だ。


「Itokala」
https://kosugiori.thebase.in/

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