2020.11.19

【2021年売れ筋予測】キーワードは『第2世代型おうち時間』 インテリア、生鮮食品EC、化粧品、調理家電のトレンド解説


【化粧品】在宅美容器の拡大に期待


2021年は、マスク生活に対応するスキンケア商品、在宅時間を有効利用できる美容器、オンライン会議などで需要が増しているスキンケア・メーキャップの商品の人気がさらに高まりそうだ。

女性向け化粧品のリピート通販を手掛ける企業では、今後も需要が高まる商品として①マスク荒れ対策②マスクによるたるみのケア商品③生活紫外線対策に効果が期待される商品――を例に挙げている。生活紫外線によりノーメイクで自宅にいると知らないうちにシミ、ソバカスが増えてしまうとされているからだ。


マスクによる肌荒れやたるみのケア対策需要は続く

男性向けのスキンケア商品の販売を手掛ける企業は、メンズメークの需要がさらに高まるとみる。特にコンシーラー、アイブロウなど、コンプレックス解消につながるメークアップ商品の人気上昇を予想している。

オンライン会議の画面を通して自分の顔をよく見るようになったり、自宅でもオンとオフの切り替えが求められる新しいビジネススタイルが定着してきたことから、男性向けアイテムはこれまでに増して「需要が急速に増加するのではないか」(広報)とみている。

大丸松坂屋百貨店は、在宅時間の長時間化から、自宅でセルフケアができる美容機器や高級スキンケアのニーズがより高まるとみている。

また、消費者はSDGsの視点を持った商品やブランドを選ぶようになると予測。コロナ禍で環境配慮への考え方が浸透し、モノ選びの視点が変化していると指摘している。

同社もメンズメークの需要拡大を見据えている。

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