2020.11.18

SUPER STUDIO、ECプラットフォーム「ecforce」の流通総額が500億円超に ロゴ&ミッションを一新

「ecforce」導入ショップの年間流通総額の推移

SUPER STUDIOは11月18日、「ecforce」をはじめとするECプラットフォームの全サービスのロゴおよびMISSIONを一新すると発表した。ロゴデザインの統合・刷新により、提供サービスの内容やそれぞれの相関性を表現する。また、ECプラットフォームの研究開発を目的に、自社ブランド開発事業を強化。自社が持つデータやノウハウの領域をさらに拡大し、ECプラットフォームの機能拡充などに活かしていく考えを示した。

世の中の消費行動の変化によりECやD2Cが益々注目を集め、今後も多くのEC/D2Cブランドやサービスの立ち上がりが予想されるなか、SUPER STUDIOではD2Cブランドの支援をワンストップで提供し、顧客の業務効率化や生活者の消費体験を向上するため、EC業務支援サービスの開発やD2CブランドのR&Dを展開してきた。


「ecforce」導入ショップ数の推移

一方で、導入ショップ数は250、年間流通総額は500億円を超え、今後もさらに拡大が見込まれる「ecforce」を中心に、D2Cコンサルティング事業「apollo d2c」をはじめとする多くの事業・サービスを立ち上げた結果、各サービスの網羅する領域が非常に広く、提供サービスの垣根がわかりづらくなるという課題が出てきたという。これらの課題を受け、各企業をこれまでよりさらに広い領域で、そして具体的なソリューションで支援していくため、各種サービスロゴの一新に至ったという。新サービスロゴでは、提供サービスの内容やそれぞれの相関性を表現したとしている。

【新ロゴ】


同時にサービスMISSIONも刷新し、新たなMISSIONとして「コト、モノにかかわる全ての人々の顧客体験を最大化する」を掲げた。SUPER STUDIOはこれまで「ECをアップデートする」をMISSIONに事業展開をしてきたが、近年ECそのものや商品に関して消費者が求めるものが変化してきたとしている。

消費者へよりよい商品・体験を提供すべく、これまで顧客企業のブランド運営の支援をメインに展開してきたというD2C事業についても、さらなる支援体制の強化を図る。加えて自社でのブランド企画や運営を進めるR&D事業を強化していくとし、商品の質や消費体験のあり方を研究、その知見を顧客企業に提供、ひいては消費者に向けることで、最善な商品の質や体験を提供できる世界の実現を目指すとしている。自社ブランドでテクノロジーを駆使した新たな購入の仕組みやクリエイティブにチャレンジし、その知見やデータをプロダクトやサービス作りに活かしていくとしている。現在販売準備中の商品である、子どもの寝かしつけ用プロジェクター「おやすみプロジェクター」や、飼い猫の健康状態がわかる猫砂「しぐにゃる」を皮切りに、幅広いジャンルでの事業開発を進める考えを示した。


子どもの寝かしつけ用プロジェクター「おやすみプロジェクター」


飼い猫の健康状態がわかる猫砂「しぐにゃる」

R&D事業の強化により得たノウハウを顧客企業の商品やブランド作りはもちろん、「ecforce」の機能アップデートなどECプラットフォームの改善に活かし、システムがメーカー事業のボトルネックにならない世界の実現を目指すとしている。


SUPER STUDIO
https://super-studio.jp/


RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事