2020.12.14

【スペシャリストに聞く】コロナ禍でも伸び続ける通販市場 業界の現状と問題点とは? クリームチームマーケティング 山口尚大代表インタビュー

――そのあとのプロセスは?

そこから実際の情報分析に移っていくわけですがそこで重要になってくるのが、これまでの経験やノウハウをもとにした分析です。

私は2006年から約15年間に渡って化粧品や健康食品企業のマーケティングの現場を見てきました。そのなかには成功している企業やそうではない企業も含め、様々な事業規模、販売商品など、あらゆるケーススタディを保有しています。それと照らし合わせて行くことで問題点や異常値に比較的容易に気づくことができます。

このプロセスこそが当社の特徴で、必ず私自身が直接行っています。こういった手順を経て各マーケティング・プロセスでの問題点や課題に対する対策施策をあげていきます。その数は平均して100項目程度になることが多く、施策の効果やコスト、時間などを加味して優先順位をつけて実行していきます。
この工程は、期間にすると平均して2カ月程度はかかります。相談から十分な期間をかけることで、中長期的に一緒に発展していけるパートナー企業に相応しいか、当社としても有効な施策が出せるのかを判断してもらいます。

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――そこからは実際の施策実行になっていくのでしょうか

ここまではあくまで戦略立案や施策の策定部分ですが、最も重要なのはこの計画を正しく実行していくことです。どんなに立派な計画も実行できなければ絵に描いた餅となってしまいます。その点、弊社は実行までを徹底的にサポートしていきます。
具体的には施策の実行に関するタスクへの落とし込みやアクションプランまで週1回の定例会でチェックしていきます。実施の方法論もそうですし、外部パートナーとの付き合い方、動かし方もアドバイスします。

通販事業は、通常複数の会社と協業することが多いですが彼らをどのようにコントロールするかでかなりのパフォーマンスに差が出てきます。社内の通販チームだけではなく、外部パートナーも巻き込んでゴールへと進めていきます。
また、施策を実施していく中で必要とあればリソースの提供やツールなどの紹介なども行います。計画を必ず実行するため、あらゆるサポートを行っています。

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――通販事業の強化、新規参入を考える事業者にメッセージを。

私は2006年から業界に特化した支援を行ってきました。150社250社以上を支援してきた経験とノウハウがあります。培った経験の中で、成功したメーカー、失敗してしまった企業などのさまざまなケーススタディも保有しています。最短で目指すべきゴールへと導くためには、このケーススタディがとても重要なものとなっています。

加えて当社では、これから通販化粧品・健康食品に参入する企業向けにもスタートアップコンサルティングサービスを実施しています。商品開発から事業計画、マーケティング戦略まで事業のスタートに必要な戦略とリソースを提供しています。これからの参入を考えている企業はぜひ一度ご相談ください。
2021年3月30・31日開催の展示会「ダイレクト・マーケティング・フェア2021にも出展します。

通販化粧品・健康食品企業&新規参入企業向けに無料オンライン相談を実施中!

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クリームチームマーケティング合同会社:パーソナルコンサルティング
https://creamteam.jp/personalconsulting/

〈プロフィール〉

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山口 尚大(やまぐち・たかひろ)

EC・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼CEO。2006年より化粧品、健食業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、150社250ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。

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