2020.11.16

シップス、店頭での在庫欠品時にEC在庫で対応 OMO推進する新サービス続々

シップスは11月中旬より、店頭でのショッピング中に欠品している商品をその場でオンライン注文し、会計は店頭レジで済ませることのできる「店頭決済サービス」を開始する。さらにすでに提供している「店舗取り置き・試着サービス」に「取り寄せ試着サービス」を追加する。店頭での欠品在庫に対応し、OMO(オンラインとオフラインの融合)を推進させるサービスの充実を図る。

新たにリリースする「店頭決済サービス」では、店頭接客時に顧客が希望するカラーやサイズが欠品していた場合、EC倉庫に販売在庫を確認。EC倉庫に在庫があれば、購入者自身がその場で「シップス公式オンラインショップ」で注文を行い、店頭レジで支払いを済ませることができる。注文した商品は、シップスのECスキームにより後日自宅に配送される。コロナ禍を鑑みた仕様でのサービス設計により、「店頭決済サービス」利用時のオンラインショップへの注文は、購入者自身が、自分のスマートフォンおよびタブレットで行う点が特徴となる。

「シップス公式オンラインショップ」では、パンツの裾上げ対応も可能なため、店頭に希望する商品やサイズが無い場合でも、別のカラーや似寄りの商品で試着が可能。股下の採寸を行い、裾上げ指定でのオンラインショップ注文を完了させた後、店頭決済を選択することも可能だという。店頭での決済となるため、店頭商品との併売での会計はもちろん、インショップなどでは各施設のポイントサービスなども受けることができる。

「取り寄せ試着サービス」は、すでに提供している「店舗取り置き・試着サービス」の対象商品を拡大できるサービス。「店舗取り置き・試着サービス」は、公式オンラインショップから気になる商品を取り置きし、実際に店頭でチェックや試着をしてから購入できるサービスだが、これまで取り置きできるのは、サービス利用時に店頭在庫のある商品のみだった。一方「取り寄せ試着サービス」は、取り置き希望店舗に在庫が無い場合、EC在庫があれば利用者自身が店舗に取寄せできるサービス。組み合わせて利用することで「店舗取り置き・試着サービス」を利用できる商品は、店頭在庫に加えてEC在庫に拡大することになる。

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