w2ソリューション、ECでイギリス進出を支援 日英のEPA（日英経済連携協定）に合わせ本格展開

ECサイト構築を手がけるw2ソリューションはこのほど、ECサイト構築プラットフォーム「w2Cloud Platform Suite」の提供を通じ、日本企業のECにおけるイギリス進出の支援を開始すると発表した。同社は10月23日に日英が正式に署名したEPA（日英経済連携協定）について、現地の英国大使館に両国の電子商取引（EC）の発展に向けた賛辞を送っている。

W2ソリューションは、日英が正式にEPAに書名したことを受け、世界のEC市場規模が3番のイギリスと4番の日本が、将来のECの先進的な取り組みを進めることを支援すると表明した。同社はすでに今年6月にイギリスのロンドンに支店を設立しており、現地クライアントへのECサイト構築プラットフォーム「w2Cloud Platform Suite」の提供を開始している。今後は同プラットフォームを用いた日本企業の英国進出の支援に力を入れていく考えを示した。

W2ソリューションは、今回のEPAの注目すべきポイントとして、日英がECを高度に推進することを強調し、日英間のデータの自由な流れが保証されたこと、両国間でデータの収集/処理/転送ができるようになることを挙げた。以前はサーバーを英国に置く必要があったが、この規制も撤廃されたという。またデータだけではなく、ビジネスマンの移動を促進するために、投資家・配偶者・扶養家族に対するより広範囲の企業内転勤についても含まれたとしている。