2020.11.09

シルバーエッグ・テクノロジー、コミクスと業務提携 パーソナライズドメールによるLTVの最大化を支援

リアルタイム・レコメンドメールシステム「レコガゾウ」を提供するシルバーエッグ・テクノロジーは11月4日、CRMツール「グロースハックLTV」を提供するコミクスと業務提携契約を締結した。「レコガゾウ」と「グロースハックLTV」のシステム連携を行い、少ないリソースで訴求力の高いパーソナライズド・メールが配信できる仕組みを実現する。

「レコガゾウ」は、リアルタイム・レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」のオプションサービスで、Eメール本文中に一人ひとり異なる「おすすめ商品」の画像を自動的に挿入するリアルタイム・レコメンドメールシステム。ユーザーがメールを開封すると同時に、文中に挿入された専用のHTMLタグを介してAIが一人ひとりの嗜好に合ったおすすめの商品を予測し、瞬時に画像データとしてメール文中に表示することができる。従来のレコメンドメールで大きな課題となっていた「導入ハードルの高さ」や「タイムラグ」などの問題を解消し、より簡単に、精度の高いパーソナライズド・メールの配信が可能になるという。

一方「グロースハックLTV」は、「本当に必要な機能に絞り使いやすく」「各種分析、効果検証もわかりやすい」「低価格」がコンセプトのCRMツール。LINEやHTMLメールの配信ができ、広告媒体毎、商品毎、シナリオ配信毎にLTV分析が感覚的に行えるという。

今回の連携により、「グロースハックLTV」から「レコガゾウ」によるリアルタイム・レコメンドメールの配信が可能になった。企業のEメール運用担当者は、「グロースハックLTV」のUI上から、ユーザー1人ひとりに最適化したレコメンド・コンテンツ(おすすめ商品やオウンドメディア記事等)を掲載したメールコンテンツを簡単に生成し、ターゲットごとに配信することができる。AIによるレコメンド・コンテンツの自動生成と、シンプルなUIによるメールの効果測定・改善によって、メールマガジン運用の負荷を削減しつつ、顧客のファン化とLTVの向上を実現することができるとしている。

「おこもり消費」に代表される消費行動のデジタルシフトは、EC事業者にとって新たなユーザーベースを獲得する機会となっているが、人材不足などがネックとなり、増加したユーザーに対し継続的なサービス利用を促すプロモーション施策が行えないという課題が生まれている。

この課題に対応するため、メールからのCV率300%向上の実績を持つリアルタイム・レコメンドメールシステム「レコガゾウ」と、CRMツール「グロースハックLTV」のシステム連携に至ったとし、パーソナライズド・メールによるLTVの最大化を最小限のリソースで実現するとしている。両社は今回の提携を契機に、サービスを連携させたソリューションの開発を行い、ECサイトの顧客体験の向上とLTV向上に寄与していく考えを示した。

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