2020.11.04

【国内百貨店初】東急百貨店、「eBay」に出店 越境ECで収益確保、海外認知向上を図る

東急百貨店は11月1日、イーベイ・ジャパンを通じて、世界最大規模のECモール「eBay(イーベイ)」に出店した。国内の百貨店では初めての出店となる。コロナ禍でインバウンド需要が減少する中、越境EC展開を開始し、収益の確保を図る。

東急百貨店では以前から越境ECを検討していたという。コロナ禍でインバウンド需要が減少する中、北米を中心にヨーロッパからオーストラリア、中国などのアジア地域まで世界190カ国に展開している「eBay」に出店することで海外顧客への販売を促進する。

越境ECを通して海外顧客への認知度を向上し、新型コロナウィルス収束後のインバウンド需要の取り込みも狙う。

「eBay」は東急百貨店のEC販売システムを生かして、越境EC展開を開始できた。百貨店の目利き力、編集力を生かし、切子ガラスや箸などの伝統工芸品をはじめ、海外で人気が高まっている子ども用兜や念珠、線香など約150点を出品した。


伝統工芸品など約150点を出品

今後はさらに今治タオルや和食器などのインテリア用品を中心に、カテゴリーや取り扱い点数を拡充し、質の高い商品の販売を通して日本文化の発信を目指す。


「eBay」東急百貨店ページ
https://www.ebay.com/usr/tokyu-department-store?_trksid=p20

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