2020.11.03

内装建材ECサイト「toolbox」、内装のセットアップ販売とリフォームサービスの提供を開始

TOOLBOXは10月29日、内装建材のECサイト「toolbox」において、内装に必要な要素をパッケージにした「SETUP」の販売と、リフォーム工事サービスの提供を開始した。部屋作りで直面するイメージと現実の乖離の解消を試みる。

【第一弾のキッチンセットの詳細はこちら】

「SETUP」は、床材や壁材、設備機器やパーツに照明やコンセントまで、ひとつの部屋をつくるための要素のすべてがパッケージされた商品で、材料のみ、リフォーム工事サービス付きの2パターンでの購入が可能。使う材料は、部屋の大きさにより必要数量をあらかじめ算出してあるため、至ってシンプルに注文できるという。価格についても、サイト上の商品購入ページで必要事項を選択するとすぐに提示されるとしている。

最初のラインアップとなる「キッチンSETUP-01」は、木製のキッチンを中心に、床や壁に使用するタイルや棚など一式をパッケージしており、「キッチンSETUP-01 W2100」(70万4016円/税込)など3サイズを展開。購入したパッケージを取り付けるリフォーム工事サービス(材料費別/77万3300円※目安金額/税込)も同時に購入可能だ。


キッチン周り一式をセット販売

10周年を迎えた「toolbox」は、2010年の10月のサイトオープンから一貫して、「住空間を楽しく豊かにしたい」という想いで家づくりに必要なアイテムの企画・開発・販売を行ってきた。住まう人自らアイテムを選び、自由に組み合わせてもらうことで、その人らしい家をつくり上げてもらいたいという願いが活動の根幹にあったという。その考えは今後も変わらないとする一方で、「空間そのもの」を用意することも必要なのではないかという思いもあったという。

どのような部屋にするかを考えるとき、多くの人がまずはイメージ探しから始めるが、イメージをそのまま現場に落とし込めないことも多い。そこには「写真で使われている材料がどこのメーカーのものかわからない」「似たものを探したが、組み合わせてみるとどうも違う」「イメージ写真と部屋のつくりが違う」「事例をつくった人と実際に施工してもらう人が違う」「完成形がどうなるか完成するまでわからない」「やりたいイメージを伝えることで一体いくらになってしまうのか不安」といった課題があるとし、イメージと現実の乖離を可能な限りなくすための取り組みとして「SETUP」の提供に至ったとしている。


キッチン以外にもさまざまなセットを展開予定

第一弾となったキッチン空間のセットは、11月、12月にも続けて新セットをリリースの予定。その後は洗面やトイレ、書斎やリビングなど、部屋単位で継続的に選択肢を増やしていくとしている。同時提供を開始したリフォーム工事サービスは、現時点ではTOOLBOXの拠点である東京近郊のみでの受注受付だが、今後は工事を手配するエリアの拡大を検討しているとし、施工のパートナー募集も行っている。


「toolbox」
https://www.r-toolbox.jp/

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