2020.10.27

【Amazon 出品メソッド!アグザルファが徹底解説】第7回「Amazon出品初心者向け!より良いスタートダッシュを切るポイント」

より良いスタートダッシュを切るポイント



FBA利用できないけどあきらめないで!


前述でFBAをお薦めしましたが、自社倉庫やお抱えの配送業者様との都合もあるでしょうし、また、FBAの利用条件に当てはまる商品や商品サイズではなかったりして、Amazonの倉庫が利用できない場合もあります。

そのような商品に対しておすすめしたいのが、「マケプレプライム」です。

「マケプレプライム」を利用することで「Primeマーク」を付与することが可能なのです。

「FBA利用時と同等の配送品質を提供できます」、という証ですね!

ただし、上記サービスを利用するためには、本当にFBAと同等の配送品質を提供できるのかの検証が必要となります。Amazonがパフォーマンスを計測するトライアル期間を経て、問題ないと判断された場合に、ようやく本格的な導入という運びとなります。 

当日14時までの注文分は当日出荷を行う…など、諸条件が設定されていますが、FBAが利用できない場合には、「Primeマーク」の効果を享受するためにも、積極的に利用していきたいサービスといえます。
 

商品詳細ページの充実化


ここからは、皆さまも一度は見たことがあるかもしれない「薄い内容の商品詳細ページ」の一例をご紹介しましょう。

・商品名が「本当に商品名だけ」→「Tシャツ 黒 M 半袖 メンズ」
・商品画像が1~2枚
・商品の箇条書きがほぼ1文、素材しか情報がなく、サイズMの表記のみで着丈・身幅が不明
・商品説明文が短文で情報量が少ない、もしくは長文で書かれていて読みにくい

など

上記の内容では、せっかくFBAやマケプレプライムを導入して「Primeマーク」を付与できたとしても、商品詳細ページを訪れたユーザーに、商品の魅力が全く伝わりませんよね。

転換率は絶望的です。

「これは当たり前だろう…」と思って記載しないのではなく、あるだけの情報を全て画像やテキスト文で詰め込む意気込みで作成しましょう。(精査はしましょうね)

そして、つい出品者目線に偏ってしまいがちですので、ユーザー目線を忘れないことも大事です。

できそうでできていないポイントとして、ありがちなのです。

ユーザー目線を忘れない方法としては、競合の商品ページを参考にしてみる、自身がオンラインショッピングを利用する時にどういった項目に着目しているかを思い返してみるといったことも有効です。

商品の特徴、アピールポイント、作り手の思い、ブランドイメージ、使用方法などを、画像やテキストで表現することにより、商品の魅力を高めつつ、ユーザーに商品を使用するイメージを持っていただくことが重要なポイントです。

今回は詳しく触れませんが、商品情報の充実化は、注文につながる転換率の向上にももちろん役立ちますし、キーワード検索や広告運用面の対策の一環にもなります。手抜きは禁物です。

さらに、画像を効果的に使える「商品紹介コンテンツ(画像付き説明文)」を利用すると、商品の魅力がより伝わりやすくなるため、転換率の向上につながります。

以下のように、画像の近くにテキストで説明をいれることができますから、メイン画像やサブ画像とは違った訴求の仕方ができますし、他製品との比較一覧を作成することなども可能になります。



メイン画像、サブ画像で利用している同一画像を使用しても構いません。
モジュールという構成枠を選択し、指示通りに画像やテキストを埋め込むだけで簡単に作成できますのでお試しください!

 

型番商品とオリジナル商品


Amazonの仕様上、「1商品、1ページの原則」があります。そのため、型番商品のように相乗り出品者が存在する場合には、価格競争に陥りやすく、どうしても実行できる対策の幅が狭くなってしまいます。

型番商品であっても、「検索キーワード対策」などのセッション数対策を行うことも可能ですが、カートを獲得している出品者に売り上げが立ってしまうため推奨していません。

オリジナル商品で、1から商品ページを作成する場合は、基本的に対策の自由度が格段に高くなりますので、上記の対策はもちろん、上記以外の対策も十分に行うことは可能となります。

 

アグザルファならではの“スタートダッシュ対策”


今回は「出品を始める方」「出品を開始して間もない方」「まずは何をしたらいいのか…」といった方に向けて、スタートダッシュを切るために!必須な対策の一例を解説いたしました。

これらの対策例以外にも進めていくべきことはまだまだ沢山あります。「Amazon出品での売上拡大」を実現できるよう頑張って参りましょう!

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