Huel Limitedは1月24日、同社が発売する完全栄養食「Huel（ヒュエル）」の全世界約100カ国での消費が、2020年1月にシリーズ累計1億食を突破したと発表。誕生から5年で完全栄養食の世界No.1ブランドに成長したという。
人が健康を維持するために必要な栄養素を一度に摂取することができる完全栄養食として、イギリスで販売を開始した「Huel」。2015年6月の発売当初は、粉末食品に対する消費者の受け入れが疑問視されていたが、栄養価が高く、便利で費用対効果の高い食事を望む意識の高い消費者に受け入れられ、米国、欧州、日本など世界約100カ国に販売地域を拡大。2016年8月に2000万食、2019年3月に4000万食を突破し、その後4カ月で5000万食を達成する成長を遂げた。
現在の最大の市場は英国だが、2019年4月に日本語版WEBサイトがオープンした日本をはじめ、スウェーデン、ドイツ、ブラジルなどで成長。そして今年度は、2019年に顧客が50％増加した米国がトップシェアになると予測している。
「Huel」は動物性食品を一切使用せず、包装も最小限に抑制。長期の保存期間により食品廃棄量の削減も可能な環境に優しい「便利フード」。創業時から動物と環境への影響を最小限に抑えながら、完全な栄養バランスを保ち、便利でリーズナブルな価格の食品を作ることをミッションにしている。Huel Limitedの創設者であるジュリアン・ハーン氏は、「100カ国への1億食完売実績は、地球を犠牲にしない、より便利で栄養価の高い食品を望む消費者の方々の新しい傾向を示しています。重要な栄養バランスに加え、ライフスタイルの選択ともいえます」と語っている。
「Huel」 
