2020.10.16

東京都、329事業者に改善指導 ネット広告表示監視事業実施報告を公表

東京都は9月24日、2019年度のインターネット広告表示監視事業実施報告を公表した。
 
ネット広告2万4000件を対象に、誇大や不当表示がないかを監視した結果、329事業者(331件の広告)に改善指導を行った。
 
健康食品や化粧品の広告において、誇大な効果などをうたうものが多かった。健康食品は161件、化粧品は94件の広告に改善指導を行っている。
 
健康食品では「ストレス解消」などの表示をするとともに、「すぐ効果を実感しました」などの体験談を掲載したものがあった。
化粧品では「マイナス○歳若く」などの表示があった。
 
また、「通常価格2万円↓特別価格」などと二重価格を表示するケースも見受けられたという。
 
指導内容別での内訳は、「優良誤認のおそれ」が307件で最多。次いで「有利誤認のおそれ」が61件、「過大な景品類の提供のおそれ」が3件だった。

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