2020.10.13

【「WakeAi」にリニューアル】食品ロス削減を支援する通販モール「Wakeari」、36万人登録のFacebookグループと統合・刷新

InSyncは10月12日、同社が運営するコロナ禍でのフードロスや食品ロス削減を支援する通販モール「Wakeari(わけあり)」と、36万人が登録する「Facebookコロナ支援・訳あり商品情報グループ」を統合、新サービスの社会貢献型通販モール「WakeAi(わけあい)」をオープンした。「買って応援、食べて応援」を実現する通販モールとして、活動の拡大を目指す。

「Wakeari」と「Facebookコロナ支援・訳あり商品情報グループ」の統合によりオープンした「WakeAi」は、新型コロナウイルスの影響などにより、困難な状況に直面し、在庫を抱えてしまった事業者や生産者が、商品や在庫を「訳あり商品」として出品・販売できる通販モール。消費者にとっては、事業者を応援しながら、いいものを安く手に入れることができるきっかけになるとしている。

本モールのもととなった「Wakeari」は、InSyncが2020年5月にリリースした通販モール。新型コロナウイルスの影響により事業が立ち行かなくなってしまった事業者が自社の商品を出品・販売でき、消費者は通常よりも求めやすい価格で「買って応援、食べて応援」できるサービスだ。

一方「Facebookコロナ支援・訳あり商品情報グループ」は、グループ代表の小坂達也氏が2020年4月に立ち上げたボランティアグループで、36万人以上のユーザーコミュニティを持つという。コロナ禍において滞ってしまった経済活動をなんとか盛り上げたいという思いから、事業者と消費者をつなぐFacebookグループを立ち上げたところ、発足以降わずか18日間で登録数30万人を突破。1ヶ月で35万人を突破し、数ヶ月で累計70~80億円の支援による流通額をもたらしたという巨大Facebookグループだ。

同じ志を持つ仲間として、お互いのないものを補完しあうことができ、また今以上に大きな支援の輪を広げることができる可能性が広がるとの考えから、サービスの統合を決定したという。が1つのサービスとなることで、今まで以上に大きな活動によってフードロスや食品ロス削減を支援できるとしている。

「WakeAi」は今回の正式リリース前に、8月12日からクローズドな形でのサービスを提供しており、すでに月間平均1万件以上の注文を受けているという。また商品を掲載した事業者の中には、わずか2日で約1200円の売り上げを計上した事業者もいるとしている。


「WakeAi」の商品紹介イメージ

「WakeAi」は、事業者支援を今後継続的に行うためのプラットフォームとして、「買って応援、食べて応援」を実現する、通販モールとしての活動を更に大きくしていきたいとの考えを示した。さらに今後はフードロスや食品ロス削減だけに限らず、SDGs実現を目指した「社会貢献型通販モール:WakeAi(ワケアイ)」として、さらなる大きな枠組みでの社会的活動を行っていけるよう、コミュニティのメンバーと一緒にサポートできるステージをより大きく広げていきたいとしている。


「WakeAi」
https://wakeai.net/

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