2020.10.10

「しげとし珈琲」、コーヒー抽出の腕磨き、ECと競技会への挑戦続ける

重歳修社長

2000年からEC事業を開始した、しげとし珈琲は2002年に楽天市場に出店、現在は楽天市場の月間優良ショップ常連となっている。同社はもともと喫茶店を運営していたが、2004年に閉店しEC専業となった。EC専業になってからも、重歳修社長はコーヒー抽出の腕を磨き続けている。ECでの売り上げ拡大の取り組みと並行する形で、競技会への挑戦も続けている。

競技会では主に、コーヒーの抽出技術が競われる。予選では、準備されたコーヒー豆を使用。準決勝以降は、競技者が自ら用意した焙煎豆で競技が行われる。「競技会に取り組む中で、おいしい豆、おいしい入れ方について、日々考えるようになった」(重歳社長)と話す。コーヒーへの知見が深まり、顧客からの多様な問い合わせに対応できるようになったという。

競技会には大手企業のバリスタも多数参加している。優勝者は翌年の世界大会に出場できる。重歳社長は4位が最高位だという。「競技会に関しては、趣味でやっている部分も大きかったが、それがECの拡大にもつながるようになった」(同)と言う。


競技会の様子

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