綿半HD、家具EC「Rigna」を子会社化 2年前の「PCボンバー」に続き、EC企業を買収

綿半ホールディングスは10月5日、家具・インテリアのEC事業などを展開するリグナを子会社化したと発表した。子会社である綿半パートナーズを通じての全株式を取得している。両社の経営資源や強みを相互活用し、取扱商品の拡充、仕入機能の強化、インターネット通販のノウハウやシステム基盤の共有を図る。

2003年設立のリグナは、家具・インテリアのオンラインショップ「Rigna」や大型インテリアショップ「リグナテラス東京」を運営している。オリジナル商品開発事業においては、時代のトレンドと日本の家具職人の高い技術を融合した商品開発を行っている。


インテリアショップ「リグナテラス東京」

家具・インテリアの販売事業だけでなく、空間デザイン事業、CG事業なども手がけている。オンラインショップであり、ブランドでもある「Rigna」は高い知名度を有し、ドラマ、映画などのメディアからの依頼も多いという。

綿半ホースディングスは2018年、家電ECサイト「PCボンバー」を運営するアベルネット（現・綿半ドットコム）を子会社化している。アベルネットのECノウハウを活用し、新たにプロ向け建設資材のECサイトを開設するなどデジタル活用を強化していた。

今回、リグナを子会社化したことで、さらにデジタルトランスフォーメーションを加速する見通しだ。


オンラインショップ「Rigna」
https://www.rigna.com/