楽天グループが運営するECモール「楽天市場」は9月17日、出店者向けに基本出店料(月額出店料)の改定を発表した。2027年2月1日から、対象プランで基本出店料を引き上げる。
8月5日に開催した2026年下半期戦略共有会で基本出店料の改定について発表していた。物価やエネルギーコスト、テクノロジーの進化に伴うシステム投資コストの上昇などを背景に、運営体制の強化やサービス向上につなげる。
改定後の月額出店料(税別)の改定内容は以下の通り。
「メガショッププラン」 13万円→18万1000円
「スタンダードプラン」 6万5000円→9万円
「プレミアムライトプラン」 5万2000円→7万2000円
「ライトプラン」 5万2000円→7万2000円
「がんばれ!プラン」 2万5000円→3万4000円
「Ichiba Basic Shop Open Plan」 6万5000円→9万円
※すべて税別
既存店舗に対しては経過措置を設ける。2027年1月31日以前にアカウントを開設した店舗は、2027年2月1日から5月31日まで、改定前後の差額の70%を割り引いた料金を適用する。6月1日以降は改定後の料金を満額請求する。
料金改定に伴い、契約期間途中の解約やプラン変更を認める特別措置も実施する。申請期間は2026年10月1日から2027年1月4日午前10時まで。通常は契約期間途中の解約やプラン変更を受け付けていないが、対象店舗に限り特別に認める。
併せて、商品登録・編集業務の負担軽減を目的に、月額1万円のオプションとして提供してきた「CSV商品一括編集機能」を2027年1月利用分から無料化する。全店舗を対象に標準機能として提供する。楽天市場は、AIによるレコメンドや検索精度の向上に向けて商品情報の構造化を進めており、商品属性や利用シーンなどの詳細情報を登録する機会が増えることを見込み、店舗側の作業負担を軽減する狙い。
料金改定の対象は、メガショップ、スタンダード、プレミアムライト、ライト、がんばれ!、Ichiba Basic Shop Openの各プラン。ふるさと納税プランなど、それ以外のプランは対象外としている。