2020.10.06

Nint、「年末のグルメEC需要は倍増に!」 Withコロナの年末EC市場を分析

2020年末は「鳥の丸焼き」の売り上げが倍増?!


年末は小さな低価格な商品の方が売れる


インテリアジャンルでは3月以降、テレワーク需要により、収納家具や寝具などの商品の売り上げが、前年同月比で2.4倍に伸びたとしている。

年末商戦について、竹内氏は「家電やインテリアは過去5カ月、10万円の給付金の影響を受けて売り上げが伸びたと考えられる。すでに買いそろえたという消費者が多いことから、年末は小さい低価格な商品の方が売れる可能性がある」と話した。



Nintのデータによると、コロナ禍は、テレワーク需要や、ユーチューバーを始めたいという需要が高まり、スマホスタンドや三脚といった、いわゆる「ガジェット」商品の売れ行きも大幅に伸びたという。

竹内氏は、「ガジェットやおもちゃジャンルの商品は、ブラックフライデーセールのある11月が商戦の山場になる。早めに年末商戦に向けて広告投資の準備をするべきだ」と解説した。

Nintでは、楽天市場・Amazon・ヤフーショッピングの三つのモールの、ジャンル別の販売の統計データを蓄積している。過去に、特定ジャンルの特定の商品がいくらで販売されて、どれくらい売れていたのかも、調べることができる。広告の売れ行きや、検索キーワードの設定状況の推移をみることもできる。過去の年末商戦のECモールの販売状況を見ることができるため、将来の自社の販売戦略を立てる際の大きなヒントになるのだとしている。


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