2020.10.05

ダイレクトマーケティングミックス、東証一部へ上場 コールセンターや人材派遣、マーケティング支援を展開

ダイレクトマーケティングミックスは10月5日、東京証券取引所市場(東証)第一部に新規上場した。2019年12月期の売上高は前期比27.4%増の172億1300万円。同社は6社の子会社があり、コールセンター事業、マーケティング支援事業、人材派遣事業、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業などを展開している。

2007年4月に設立されたアウトバウンド中心のコンタクトセンター業務を営むカスタマーリレーションテレマーケティングを前身とし
、事業の拡大に伴い機能別のグループ会社設立、組織管理体制や資本の強化を目的とした投資ファンドからの出資受入れなどの数度にわたる企業再編を行い、現在のグループ体制を形成している。 

持株会社であるダイレクトマーケティングミックスの傘下にカスタマーリレーションテレマーケティング、マケレボ、スタッフファースト、medicli、データリレーションマーケティング、ぐるリクの子会社がある。事業セグメントとしては、「マーケティング事業」「オンサイト事業」の2つに区分している。

「マーケティング事業」は、コールセンターや対面、ウェブを通してセールスやアポ獲得を行っている「ダイレクトマーケティング」、営業・マーケティングの戦略・計画の策定からシステムの構築、運用まで支援する「コンサルティング」、営業・マーケティング活動に関連する付随業務を受託する「BPO」で構成している。主にカスタマーリレーションテレマーケティング、マケレボ、データリレーションマーケティングが事業を担っている。

「オンサイト事業」は人材派遣事業(労働者派遣事業と有料・無料職業紹介事業)として、顧客企業の営業・マーケティング部門のほ
か、グループ企業のマーケティング事業向けにコミュニケーターの派遣を行っている。主にスタッフファーストが事業を担っている。

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