2020.10.09

MPD、蓄積したノウハウをECに コロナで需要増加

TSUTAYA(ツタヤ)店舗で取り扱うエンタメ商品の物流事業会社MPD(エムピーディー)は長年蓄積してきたノウハウを生かし、通販向け物流サービスを提供している。商品保管から、梱包、配送までを全面的にサポートし、コストダウンにも貢献するという。新型コロナ後、問い合わせが増加しているという。

同社はこれまで、書籍、DVD、CD、文具などの商材の物流を数多く手掛けてきた。EC企業からの案件では、雑貨や化粧品、健康食品など、幅広い商材を取り扱っている。

ECフルフィルメントから、FBA納品、楽天のあす楽、梱包資材手配、ギフトラッピング、検品、ささげ業務まで、幅広く対応するという。

倉庫は、EC企業にとってメリットの大きい拠点を選定し利用している。神奈川・埼玉に2拠点、大阪に2拠点、沖縄に1拠点ある。

「業務内容をヒアリングし、より効率的な物流システムや運用方法のご提案も行っている」(物流事業本部営業部ジェネラルマネージャー・物流部物流開発課セクションマネージャー坂口敦明氏)と話す。

企業によっては大幅な配送コスト削減につながることもあるという。モールを利用するEC事業者には、楽天やアマゾンなどの各モールの特徴を踏まえた提案も行うとしている。

「B2CとB2Bの物流に対応できる。企業のブランディングや経営などを支援していきたい」(物流事業本部副本部長・落合眞差治執行役員)と話す。



【ECソリューションマップ2020〈物流編〉】
101サービス収録のカオスマップ コロナに強い物流支援を記事紹介
https://netkeizai.com/articles/detail/1948

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事