EC(電子商取引)業界唯一の専門紙「日本ネット経済新聞」とECに特化した日本初のシンクタンク「デジタルコマース総合研究所」が共同制作したEC市場にフォーカスしたデータブック「EC白書2026」に寄せられた柿尾正之事務所 柿尾正之代表のレビューをご紹介します。
ECに関する統計は、28年前の1998年、「電子商取引の市場規模調査」としてスタートしたことを記憶しています。
この当時、楽天市場がスタートし、ほどなくしてアマゾンが日本に進出してくることになる時期ですが、私自身はもちろん、メディアや専門家も含めて、後々、巨大となるEC市場の姿を予見できませんでした。
周知のごとく、現在のEC市場は拡大の一途をたどる中、昨年からデジタルコマース総合研究所と日本ネット経済新聞により「EC白書」として、充実した内容として発刊されたことは、このうえない喜びです。
考えてみれば、統計には某女性アーティストの歌詞、「縦の糸、横の糸」ではないですが、「縦」、つまり時系列の変化をとらえること。「横」、その年度ごとでの調査項目による視点。そして、まさに両方が織りなすことにより、立体的にEC市場が見えてくるとも言えます。
実際のECに関わる多くの皆様に、全体を俯瞰する視点を忘れないで頂きたいためにも、手元に置くことをお奨めしたいと思います。
<「EC白書2026」の詳細&ご購入はこちら>https://www.netkeizailab.com/apps/note/<その他の「スペシャリストレビュー」はこちら>https://netkeizai.com/articles/detail/19514【柿尾正之氏のプロフィール】マーケティング会社にて小売業・外食産業等のリサーチ・コンサルティング業務を経て1986年4月、公益社団法人日本通信販売協会(所管:経済産業省)に入局。おもに調査、研修業務を担当。主任研究員、主幹研究員を経て、理事・主幹研究員。2016年6月 退任。
2016年12月 合同会社柿尾正之事務所設立。現在、企業顧問、社外取締役を中心に活動。
〔著書〕『通販~不況知らずの業界研究~』(共著:新潮社)等多数。
〔大学講師歴〕早稲田大学大学院商学研究科客員准教授、関西大学大学院商学研究科、上智大学経済学部、駒澤大学GMS学部、他。