2020.10.01

ヤマト運輸、ECの利用を簡便に 置き配や新受け取りサービス

置き配にも対応するEC事業者向け新配送商品「EAZY(イージー)」


英国のスタートアップ、Doddle Parcel Services Ltd(ドドル)と提携し、11月から開始するのが、新たなEC商品受け取りサービスだ。EC荷物の受け取り拠点となる店舗を新たに募集。ドドルが開発したシステムを店舗に導入し、サービスを開始する。

まず受け取りサービスから開始するが、「その先には返品の仕組みも乗せていって、スマホの端末にアプリを入れて受け取りや返品が簡単にできるようにする」(同)計画だ。

導入店舗は専用端末を設置するだけで早期にサービスを提供できる。店舗側はEC商品の受け取り場所となることで、受取人によるついで買いや集客効果が見込める。

次の構想としては、ユーザーが受取場所を選ぶときにクーポン券などを載せられるようにして、スーパーでお得に買い物ができるようにすることも計画している。

ヤマトでは国内におけるEC利用の増加によって、返品率も向上すると想定。こうした仮説をもとにドドルとの提携を締結し、システムの導入を決めた。


ヤマト運輸
https://www.kuronekoyamato.co.jp/



【ECソリューションマップ2020〈物流編〉】
101サービス収録のカオスマップ コロナに強い物流支援を記事紹介
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