2026.08.09

三井メディカルジャパン、「フェミクッションハピネス」装着による骨盤底支持構造の変化を永尾光一医師が学会発表

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研究発表を行った永尾光一先生(銀座リプロ外科 院長)

「フェミクッションハピネス」を開発・販売する三井メディカルジャパンはこのほど、「第28回日本女性骨盤底医学会」における、東邦大学医学部名誉教授・銀座リプロ外科院長の永尾光一医師による「フェミクッションハピネス装着による骨盤底の変化―MRIによる解析―」の発表の様子を公開した。MRI解析では、肛門挙筋板の角度や膀胱位置、後部尿道膀胱角に変化が確認され、「下から支える」構造が骨盤底支持機能に与える影響が示された。

「フェミクッションハピネス」は、三井メディカルジャパンが開発した骨盤底筋強化サポーター。独自のオーバル構造により、骨盤底筋を「下から支える」ことをコンセプトとしており、尿もれや頻尿など、骨盤底の悩みを抱える女性の日常生活をサポートする。


▲「フェミクッションハピネス」


▲オーバル部分


これまで利用者からは、尿もれや頻尿などに関する多くの声が寄せられていたが、その変化を医学的に検証した研究はなかった。今回、東邦大学医学部名誉教授・銀座リプロ外科院長の永尾光一医師は、「フェミクッションハピネス」装着前後の骨盤底支持構造をMRIで比較・解析し、その結果を7月26日に開催された「第28回日本女性骨盤底医学会」で報告した。

今回の研究では、55歳の健常ボランティア1名を対象に、「フェミクッションハピネス」を装着していない状態と、装着した状態の骨盤MRI画像を比較。撮影は、骨盤底筋の収縮や腹圧上昇を伴わない安静条件下で行い、肛門挙筋板の角度、膀胱頚部・膀胱底の位置、後部尿道膀胱角の変化を解析した。

MRI矢状断画像では、骨盤底を支える肛門挙筋板の角度が、非装着時の40度から装着時には51度へ変化した。これは、「フェミクッションハピネス」の装着により、骨盤底支持構造が挙上する方向へ変化したことを示した。

装着時には、非装着時と比較して、膀胱頚部および膀胱底が水平面上で約1.5cm前方へ移動した。これにより、骨盤底を下から支えることで、膀胱頚部および膀胱底の位置関係に変化が認められた。


▲資料提供)銀座リプロ外科・永尾光一医師

後部尿道膀胱角は、非装着時の150度から装着時には90度へ変化した。これにより、膀胱と尿道の位置関係にも変化が生じ、「下から支える」構造が骨盤底支持構造に関連する形態学的変化が確認された。




▲資料提供)銀座リプロ外科・永尾光一医師


今回の対象者については、ゴルフを行った1日の排尿状況も記録した。「フェミクッションハピネス」を装着しなかった日は、午前5時から午後10時までの17時間で排尿回数が15回あり、高速道路の渋滞中には強い尿意切迫感を感じ、ラウンド中も常にトイレの場所を確認していた。

一方、装着した日は、同じ17時間で排尿回数が7回となり、排尿回数が半分以下に減少した。あわせて、切迫感がなくなり、トイレを気にせず活動に集中できたことも報告された。

また、17時間の排尿状況を評価したCLSS・OABSSの比較では、着用前にみられた重度の頻尿に関するスコアが、着用後には正常範囲となった。

今回の学会発表は、「フェミクッションハピネス」の作用をMRI画像で可視化した初めての研究成果として報告をしたもの。これまで、利用者から尿もれや頻尿、外出時の不安などに関する変化の声が寄せられてきたが、その背景にある骨盤内の構造変化について、画像を用いて検証した点に今回の研究の意義があり。今回確認された結果を一般化するためには、今後さらに対象者を増やし、質問票やMRI画像を含む臨床データを蓄積していく必要があるとの考えを示した。

今回の取り組みについて、三井メディカルジャパン 代表取締役であり、フェミクッションハピネス開発者の三井桂子氏は、「私はこれまで、多くの女性から尿もれや頻尿、骨盤臓器脱など、骨盤底に関する悩みを抱えている多くの女性と接してまいりました。その中で、『日常生活の中で無理なく続けられる骨盤底ケアを届けたい』という思いから、『フェミクッションハピネス』を開発しました。おかげさまで、多くの方から『外出への不安が減った』『尿もれを気にせず生活できるようになった』といったお声をいただいています。しかし、開発者としては、その変化を体感だけで終わらせるのではなく、医学的な根拠として示したいという思いを持ち続けてきました」と話す。

「今回、永尾光一先生により、『下から支える』という構造がMRI画像でどのような変化をもたらすのかが学会で発表されたことは、大きな1歩だと考えています。今後も医療機関や先生方との連携を深めながら、『下から支える』骨盤底ケアのエビデンス構築に取り組み、より多くの女性へ新しい選択肢をお届けしてまいります」とコメントした。


▲三井メディカルジャパン 代表取締役 三井桂子氏

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