2020.10.01

【ニセモノ撲滅へ】Amazon、国内でも商品のシリアル化 世界で1万超のブランド保護、50万点超の偽造品販売を阻止

Amazon は10月1日、偽造品の撲滅を目的とした「Transparency プログラム」(商品のシリアル化サービス)を日本で開始し、Amazonが商品を販売する世界10カ国で利用可能となったことを発表
しました。グローバルで先行して展開している「Transparency プログラム」の登録ブランド数は、1万を超えている。

2018年に開始した「Transparency プログラム」は、Amazon で商品を購入する際に常に真正品を購入いただけるよう、長期的な取り組みと革新的なソリューションによって実現されたもので、製造されるすべての商品に1つ1つ固有のコードを付与するシリアル化サービス。

Amazon のワールドワイドカスタマートラスト・パートナーサポートを統括するバイスプレジデント、 ダーメッシュ・メータ(Dharmesh Mehta)は、「Transparencyは有力な技術を駆使して実
現したソリューション。ブランドオーナーが製造するすべての商品を個別に特定できることで、Amazonはお客様が偽造品を購入することを防ぐ」と話す。

「Transparency プログラム」は、アプリケーションを通じて商品やパッケージごとに固有のコードを付与することで、ブランドオーナーのよる個別の自社商品の特定を可能にする。Amazonはこのコードを活用し、「Transparency プログラム」に登録したすべての商品に対して事前に真偽を精査、確認することにより、偽造品の販売を未然に阻止することを目指す。

商品を購入した顧客は、モバイルアプリでコードをスキャンするだけで、購入した場所に関わらず、その商品が真正品であることを確認できる。LG Electronics USA、Spectrum Brands、Neato、Petrichor、Skullcandy、Salom、Nomader、Naples Naturals など、フォーチュン500企業やグローバルブランドからスタートアップ企業、小規模企業まで、世界各国の1万以上のブランドオーナーが「Transparency プログラム」に登録している。これまで登録されているブランド全体で、Amazon のサイト上で偽造品の疑いのある商品の発送を50万点以上阻止している。

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