2026.08.01

【こだわり商品開発】デサント、「オリエリタフポロシャツ」売上10倍 糸ほつれを防ぐ独自構造

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襟の美しさを保つオリエリ構造

デサントの「オリエリタフポロシャツ」は、2023年の春夏展開時の年間売り上げに対し、2026年の通年展開による年間売り上げが約10倍となる見込みだ。きれいな襟の形状と品質を両立する独自構造や国産素材の耐久性に加え、ECでの商品情報の見せ方を工夫したことが成長を後押しした。
 
オリエリは生地を折り合わせて接着することで襟先がめくれにくく、縫製糸を使わないためほつれが起きない。洗濯を重ねても形が崩れにくく、清潔な印象を保てるという。
 
「襟を美しく仕立てることでスポーツカテゴリーの品位を高め、スポーツウェア開発の技術を日常にも自然に落とし込んだ結果、アスリートのセレモニーや移動時でもふさわしい一着へと進化した」(ブランドマーケティング第1部門デサント商品企画2部商品企画1課・平野貴大氏)と振り返る。
 
発売後は顧客や店頭スタッフの声を踏まえ、襟の角度や前立ての型紙を調整し、見た目の安定感を高めた。
 
販売戦略では、EC上でも店頭と同じ体験ができるようオムニチャネル化を進めた。
 
「襟の形状や生地の質感が伝わる画像、スタッフのコーデ提案、レビュー強化により、着用イメージがつかみやすくなり、CVR向上につながった」(ブランドマーケティング第1部門販売1部マーケティング課・野口直人氏)と話す。

こうした情報設計により、商品は仕事と余暇の双方で着用され、オンラインでも選ばれやすい商品へと育った。
 
「今後はオリエリの技術をフルオープンのシャツや日常着カテゴリーへ展開し、価値をさらに広げたい」(平野氏)と話す。

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