2020.09.21

ハナノキ「ハーベストシーズン」、「おはぎ」のキットが販売好調【売上アップの決め手】

コロナ禍で人気が出た「おはぎ手作りキット」

精米の卸売りを手掛けるハナノキは、「おはぎ手作りキット」のネット販売が好調だ。新型コロナウイルスの影響で、自宅でおはぎを作る人のニーズを捉えた形だ。

「おはぎ手作りキット」(税込価格1300円)は、もち米とうるち米、きな粉、つぶあんをセットにした。1セットで12個のおはぎが作れるようにしている。

今年2月から通販サイトの利用者が増加し始めたという。「小学校や中学校が休校になり、子どもが家庭で食事をする機会が多くなったことで、コメの消費が増えた」(同社)。

休校が続いた今年4―5月のEC売り上げは、前年同期間実績より55%増となった。「巣ごもり需要」が継続し、6―8月のEC売り上げも、同20~30%増で推移したとしている。

顧客の購買行動も変化しているとみる。コロナ禍で、顧客の健康意識が大幅に向上。白米だけでなく玄米や雑穀米の販売が拡大している。

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