2020.09.17

【記者コラム】ルームクリップ、高重社長の想いとは?

昨日、ルームクリップが行った新規事業の戦略発表会にオンラインで参加しました。オフライン、オンライン合わせて200人超が参加したようです。世間が注目している発表会と感じつつ、戦略発表についても変革につながるものだと思いました。

ルームクリップが新たに行うビジネスは、「ルームクリップビジネス」と「ルームクリップショッピング」の2つ。具体的な内容は記事に書くのでここでは省きますが、人と人を結びつけるだけでなく、人が人を呼び、そして人と企業をつなげ、購入も可能にします。このビジネスモデルは、ルームクリップにしかできないものだと思っています。

高重正彦社長とお会いしたのは、今回の発表会を含めて3回目。インタビュー形式で話を聞いた時と同様、今回の発表会でも、多くの人にインテリアを楽しむことにあきらめてほしくないという思いが伝わってきました。インテリアを含む住環境商品には課題も多く、均一化された商品が多く出回ってしまっていることが、住環境を楽しもうとするライフスタイルの変化に追いついていないと警戒もしています。

2つのビジネスモデルには、消費者同士だけでなく、消費者と企業もつながります。企業は直接、消費者からの意見も聞くことができます。これが新しい産業の創造を生むのか、私自身は疑問です。

裏を返せば、競争です。ルームクリップが掲げる「日常の創造性を応援する」というミッションは、新たなに均一化された住環境を生み、結局は創造が生まれないのでは、と現段階では思ってしまいます。

世間が注目し、調達資金も多額となり、多数の企業の要望に今後は応じていく施策が必要となります。今、高重社長は、どんな思いで未来を描いているのか、今度会った時に話を聞いてみたいものです。

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