2020.09.17

【EC社長 人生の曲がり角】大都 山田岳人社長、2代続く「問屋業の撤退」を決断

大都 山田岳人社長


【EC社長のこぼれ話】イングリッシュネームで”壁”のない会社に


大都では2010年から、社員全員が、イングリッシュネームで呼び合っている。イングリッシュネームは、社員が自分でつける。ちなみに、山田社長のイングリッシュネームは「ジャック」だ。当時流行していた海外ドラマ「24」の主役にちなんでつけたという。

イングリッシュネームで呼び合うというアイデアは、山田氏が台湾企業を視察した際にひらめいたという。訪問先企業の担当者が、明らかにアジア人なのに「ロバート」と名乗ったことに驚いたのがきっかけだった。

「役職で呼び合うのは日本だけだ。『社長』『部長』と呼び合うと、それだけで社員がヒエラルキーを感じてしまう」と話す。大都では、イングリッシュネームを取り入れたところ、社員同士の距離が近くなり、相談事も気軽にできるようになったという。

ため口で話させることまではしていないが、「ジャックさん」など、敬称を付けることは禁止にしているという。

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