2026.04.03

Aiロボティクス、まつげ美容液シェア1位「ラッシュアディクト」を傘下に 2027年3月期中に店頭売上比率8割へ

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龍川誠社長

化粧品「Yunth(ユンス)などを展開するAiロボティクスは4月1日、サロン向け化粧品卸大手のBJCの全株式を取得し、完全子会社化した。BJCは、まつげ美容液ブランド国内シェア1位「Lashaddict(ラッシュアディクト)」を擁している。Aiロボティクスの龍川誠社長は、「リスペクトしていたBJCのグループ化は奇跡のコラボレーションだ」と話している。

Aiロボティクスは、これまで主力としていたECでの販売から、ドラッグストアなどの店頭への卸販売へのシフトを進めている。2027年3月期中にも、店頭への卸販売比率を、全社売り上げの8割へと高めたいとしている。
 
BJCは、ヘアサロンやエステサロンへの卸に強い販売会社だ。国内約4万カ所のサロンへ展開している。
 
主力のまつげ美容液「Lashaddict(ラッシュアディクト)」は、ブランドシェアで3年連続1位となり、累計販売本数は499万本を突破している。「Lashaddict」の売り上げは50億円程度とみられる。
 
天然微細針を配合した「SPICARE(スピケア)」シリーズのファンデーションも累計588万個を売り上げる好調だ。
 
BJCは2025年10月、東証グロース市場への上場が承認されていた。BJCの2025年10月期の売上高は、前期比4.1%増の108億8500万円だった。営業利益は72.4%増の30億7100万円だった。
 
龍川誠社長によると、今後、Aiロボティクスが持つAIシステム「SELL(セル)」のマーケティングノウハウを、BJCのECに活用するといったことを検討しているという。「BJCのECのマーケティング支援を行い、効率よく幅広く展開していく」(龍川社長)としている。

店舗など一般流通への卸販売については、「SELL」をPOSデータと連携した仕組みの構築を進めているという。店舗別、商品別の売り上げデータを、AIで分析し、効率的な商品展開ができるようになるという。

龍川誠社長によると、一般流通向けの卸販売を強化した場合でも、会社全体としての利益率は下がらない見込みだという。一般流通向けの販売は、定価よりも安い卸価格で販売するケースが多いが、広告費をかける必要がないため、利益の維持につながるという。

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