2020.09.10

ペライチ、ラクスルから4.9億円の資金調達 HP制作サービスで成長

HP制作SaaSを運営するペライチは9月10日、ラクスルを引受先とした第三者割当増資により、4億9000万円の資金調達を実施したと発表した。今回の資金調達を機に、ホームページを制作できるSaaS「ペライチ」の事業拡大や採用強化を推進する。

「ペライチ」は「『つくれる』のその先へ」というビジョンのもと、「誰でも・カンタンに・素早く」ホームページを制作できるSaaS「ペライチ」を開発・運営している。WEB予約・決済などDXに必要な機能が一通りそろっており、EC事業者はLP制作などで活用するケースもあった。

ペライチはユーザーをサポートする「47都道府県サポーター制度」を運営し、総勢300人を超える「ペライチ」のプロが、日本全国でホームページ制作セミナーや勉強会を開催するなど、さまざまなサポート体制を整えている。

ラクスルはデジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み産業構造を変えることで、より良い世界にすることを目指すため、印刷事業を印刷・集客支援のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」と、物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」、広告のプラットフォーム「ノバセル」のサービスを提供している。

ラクスルは「ペライチ」と顧客基盤の親和性が高く、「ラクスル」の印刷ECサービスを利用している顧客に対し、web予約・決済サービスを提供するなど、相乗効果を発揮できると判断し、第3者割当増資を引き受けることにした。

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