2020.09.09

「NP後払い」、ネットショップ支援室と即時与信連携を開始 運用負荷削とユーザーの利便性を向上

ネットプロテクションズは9月9日、ネットショップ支援室が提供するリピート通販・D2Cカート「楽楽リピート」、BtoBtoCプラットフォーム「楽楽BBC」、複数ECモールの一元管理システム「アシスト店長」と、後払いサービス「NP後払い」の即時与信を搭載した「NPコネクトプロ」のAPI(完全自動登録)連携を開始した。「楽楽リピート」「楽楽BBC」「アシスト店長」を利用するEC事業者の運用コストの削減やエンドユーザーの利便性向上を図る。

今回の連携により、「楽楽リピート」「楽楽BBC」「アシスト店長」を利用するEC事業者は、自サイトで「NP後払い」を利用する購入者に対し、即時に与信結果を開示できるようになる。与信でNGとなった購入者に与信結果が出た後に案内する必要がなくなり、支払い方法の変更を画面上でスムーズに案内することもできる。与信NGとなった場合でもその場で決済方法の変更ができることで、後から決済方法を変更する手間や、案内を見逃したことによるキャンセルを防ぐことができ、購入者に対してもスムーズな購買体験を提供できるとしている。ネットショップ支援室では導入企業が「NPコネクトプロ」を利用した際に追加費用は発生しないという。

従来の「NP後払い」では、自動審査と併せて一部目視での審査を行うことで、高水準の与信精度を維持していた。そのため購入者が申込完了した後に与信を行わざるを得なく、与信審査がNGだった場合、購入者に対して後から別の決済手段を案内するコミュニケーションコストが発生していた。また、購入できたと思っていたところに、与信NGでの決済方法変更を求める連絡が入ることになるため、購入意欲が低下したなどの理由でキャンセルになるなど、機会損失に至るケースもあったとしている。

昨年より行っている「NP後払い」の大規模アップデートにより、高精度の与信モデルを維持した状態で即時与信機能の提供が可能になったため、より多くの利用企業、購入者の利便性を高めるべく、今回の連携に至ったとしている。

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