2020.09.15

【特別インタビュー&書籍プレゼント】化粧品・健康食品マーケティングのスペシャリストが指南 コロナ時代に変わること、変わらないこと

クリームチームマーケティング 山口尚大代表

必要とされる「普遍的マーケティング知識」

――競争が激しくなる中、EC事業者が重要視するべき点を教えてください。

このような時代に最も重要になってくるのが普遍的なマーケティングの知識です。人が物を買うという行為はいつの時代も変わりません。なぜならその対象である人間が変わらないからです。つまり普遍的なマーケティングの知識をベースに考えることで時代やトレンドが変化しても自社にとって何が必要なのかは、自ずとわかってきます。
そこで問題なのは、通販事業者も、その支援者側もゼロからマーケティングを学ぶ機会はほとんどないということです。OJTでいきなり業務にあたり、現場で仕事を覚えていくことがほとんどだと思います。仕事は覚えられますが、「何のための仕事なのか」、「どういう意図での施策なのか」を理解するには、マーケティングの知識が必要です。

――コロナ時代に変化したマーケティングとは?

例えばコロナで消費者の生活や価値観に変化がおこりました。リモートワーク中心で外出や人混みを避けるようになっています。また、いままで以上に健康に気を使うことも増えたと思います。それに合わせてマーケティングにも変化が必要です。消費者の生活が変わるということは顧客との接点が変わること。また価値観や信念の変化はメッセージやクリエイティブをこれまでのものとは変える必要も出てきます。

――そのお話は紙面の連載記事にもありましたね。

はい。連載記事では普遍的なマーケティング知識に合わせて、いまの時代に必要な最新のトレンドを踏まえた内容を発信しています。

 ※日本ネット経済新聞紙面にてコラムを連載中

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