2025.11.17

楽天、第3四半期の国内EC流通総額は9.6%増の4.8兆円 三木谷社長「楽天モバイルとAIが成長戦略の鍵」

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楽天、第3四半期の国内EC流通総額は9.6%増の4.8兆円

楽天グループの2025年1-9月期(第3四半期)の国内EC流通総額は前年同期比9.6%増の4兆8184億円だった。ふるさと納税のポイント付与ルール改定に伴う駆け込み需要や、トラベル事業がインバウンド需要を獲得し、高い成長につなげた。

2025年7-9月期(純第3四半期)の国内EC流通総額は、同14.5%増の1兆7141億円になった。ふるさと納税において、10月1日からプラットフォームのポイント付与を禁止する新ルールが施行されたため、9月に駆け込み需要が高まり、流通総額を押し上げた。



一方、2025年10-12月期(純第4四半期)はふるさと納税の需要減により、国内EC流通総額は前期同期比で減少する見通しだという。



国内EC事業の売上収益は同10.0%増の2655億円、Non-GAAP営業利益は同33.6%増の339億円となった。

三木谷浩史社長は、「営業利益については、今年6月に実施した物流事業の料金改定効果も寄与した。今後については、引き続き、楽天モバイルとAIが、成長戦略の鍵となる」と語った。

「楽天市場」と「楽天モバイル」のシナジー効果については、順調に成果を上げているという。

三木谷社長は、「楽天モバイル契約者については、SPU5倍、スーパーSALEの先行セールなど、楽天市場をお得に利用できるベネフィットを提供してきた。楽天モバイルと楽天市場のいずれも利用していない方に向けた獲得施策等も展開しているが、これらの効果が数字にも現れている」と話す。


モバイル契約者の流通総額は48.5%高い


「楽天市場」の月間アクティブユーザーに占める楽天モバイル契約者の割合は16.2%となっている。楽天モバイル契約者の流通総額は、非契約者と比較して48.5%高いという結果が出ている。引き続き、「楽天市場」におけるモバイル浸透率を高めていくことで、さらなる利用促進を図る考えだ。



三木谷社長は、「楽天市場の新規利用者に占める楽天モバイル契約者は、継続的に拡大しており、楽天モバイルが、楽天市場の新規ユーザー獲得にも貢献していることが分かる」と説明する。

楽天モバイルの契約回線数は950万回線を突破した。年内に1000回線を獲得できるように、B2C、BtoBの両面で取り組みを強化する方針だ。


「楽天市場」の2.3万店がAIツールを毎月活用


「楽天市場」におけるAIの活用については、今年9月に「楽天市場」アプリ内で、ユーザー向けのエージェント型AIツールの提供を開始した。

「楽天市場」の店舗向けにもAIツールを提供しており、昨年3月の提供開始以降、さまざまな機能追加や改善を行っているという。



三木谷社長は、「日常的にご利用いただく店舗さまの数が増えている。足元では2万3000の店舗さまに、毎月利用していただいている。引き続きフィードバックをいただきながら利用拡大を図るとともに、店舗さまのオペレーション効率向上に貢献していく」と話す。

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