2025.11.16

生活雑貨ブランド「SOLCION」、折り畳み椅子は累計販売120万個超 「PATATTO」シリーズを若年層にも発信

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PATATTO180

プラスチック成形・金型販売を行うイケックス工業は、生活雑貨ブランド「SOLCION」を展開している。

14年前に設立した技術開発部が立ち上げたブランドのコンセプトは「良質で使ってみたくなる、人に伝えたくなる」。1965年の創業から長年培ってきた、プラスチックや樹脂の成型技術を製品に転用することで、どんな効果が生まれるかを試行錯誤している。

同ブランドは「PATATTO」シリーズが主力商品。折り紙から発想した薄いプラスチック素材の折り畳み椅子で2014年7月から販売を開始し、累計販売数は120万個に上る。


▲折り畳んで収納できる

当初は座面までの高さが20センチメートルの1サイズからスタートし、その後「立ち座りがしにくい」という顧客の意見から30センチの製品を追加した。しかし、流通におけるコストを削減するため、高さが15センチの「PATATTOmini」を発売、流通に乗ってヒットを記録した。


▲同社商品の使用例

その後、中国から「mini」の模倣品が大量に出回るようになったが、「それらを潰す手間をかけるよりは新商品を投下したほうが早い」と判断し、2018年に座面の形状変更と高さを18センチに引き上げた「PATATTO180」と、リサイズした従来商品を市場に投入した。この「180」がシリーズの中で最も売れている商品だ。


▲屋外での使用例

その後はコンビニや書店での流通を目指して再び15センチの高さで製造した「PATATTOμ(ミュー)」を発売、現在は座り心地を改良した新型を販売している。シリーズの顧客層は40代以上の女性が多いと見ているが、最近はより若い世代の囲い込みを視野に入れている。

今後は、SNSでインフルエンサーを起用し、コンサートの行列に並ぶ際やライブでの休憩での使用シーンを発信しECサイトへの流入につなげたい考えだ。

また、商品とアニメ・ゲームコンテンツとのコラボレーションを推進すべく営業活動に力を入れる方針。「今後は、『PATATTO』の材料と、強度を保てる作り方を基本にして他の商品に展開していく道筋を見つけたい」(担当者)と語る。

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