BEENOSとロコンドは8月31日、越境ECに関する包括業務提携契約を締結した。ロコンドグループの海外販路拡大にあたり、BEENOSグループが包括的な支援を行い、越境EC事業の成長を支援する。
今回の包括業務提携の第1弾として、「FASHION WALKER」を含めたロコンドグループへの出店ブランドを、BEENOSグループが運営するグローバルファッションECサイト「FASBEE」に出店する。「FASBEE」は日本のアパレル商品を世界120の国・地域に販売しており、中国大手IT企業のBaiduの新規事業への参画も計画している。
さらにロコンドが運営する靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」と、BEENOSの完全子会社が運営する越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee」の連携も予定している。「Buyee」を通じて、東南アジア・台湾最大級のECモール「Shopee」への出店・販売サポートも計画している。
その他にもBEENOSの持つ海外マーケットプレイスとのネットワークを生かし、「FASBEE」「Buyee」を通じた販路拡大を模索し、ロコンドの越境EC事業の成長を支援する。今回の包括業務提携契約の締結に伴い、「FASBEE」の機動的かつ迅速な経営を実現するため、BEENOSはFASHION WALKERが保有していたFASBEEの全株式を取得し、完全子会社化する。
BEENOSグループでは、中核事業であるグローバルECサービスの運営において、世界中への流通を実現する一気通貫した販売チャネルの構築を目指している。今後も当社は、ジャパニーズコンテンツの海外進出をテクノロジーで支援するグローバルプラットフォーマーとして、海外販売の機会を広げていく。ロコンドとは日本のアパレルブランドの世界展開を後押しし、市場の成長を支援することを目指す。
