システム開発のキャプサーが提供している一元管理システム「特攻店長」は、受注処理を自動化するオプションサービスをリリースした。自動化オプションは簡単な処理の場合、無償で利用可能。処理の複雑さに応じて課金する仕組みとなっている。
受注処理の自動化は従来、カスタマイズで提供していた。これをカスタマイズなしで利用できるようにした。どのような処理をすれば自社の業務が自動化できるかは、専任のカスタマーサポートによって業務プロセスをヒアリング。適切な処理手順を提案してもらうことが可能だ。システムに慣れていない事業者でも自動化の促進が可能となった。
縄舟社長によると「『特攻店長』では業務効率を向上させるための多くの機能を用意している。だが、使いこなしてもらっているのは一部のお客さまのみ。自動化オプションのリリースをきっかけにエンゲージメントを高め、生産性向上の手助けとなれるように努めていく」としている。
「特攻店長クラウド」の提供に併せて改定したプランも好評だ。カスタマイズはできないが、月額1万円から利用できる「MINIプラン」を導入するネットショップが増えており、今回の自動化オプション提供でさらに活用幅が広がる。「STANDARDプラン」では、受注数や店舗数によらず定額で利用できる。
今後の「特攻店長」は、導入数が急増しているクラウド版と従来のオンプレミス版、各種オプションとカスタマイズを効率よく組み合わせることで、顧客のバリューを最適化できるシステムへと進化させていく予定だ。
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