2020.08.30

「アシスト店長」、6月にAPI公開 外部システム連携を強化

ネットショップ支援室 山本皓一朗取締役

ネットショップ支援室が提供するECサイトの受注管理システム「アシスト店長」は、多店舗の受注処理や在庫管理、顧客管理などを一元化できる。今年6月、受注・顧客情報を取得できる機能「アシスト店長 API」の提供を開始。外部システムとの連携機能を拡充することで、導入企業のさらなる拡大を図っている。

「アシスト店長」は大手ECモールや大手カートASPに対応している。アスクルが運営する日用品EC「ロハコ」とも連携。今年9月には、カートシステム「フューチャーショップ」とのAPI連携にも対応する予定だ。

「アシスト店長 API」を提供したことで、基幹システムや販売管理システム、物流管理システムなどと連携しやすくなった。導入企業側で連携できるため、迅速に連携できる点が好評だという。

「要望が多かったヤフーの入金ステータスの取得に対応した。前払いの決済手段の入金状況を『アシスト店長』で確認できるようになった」(山本皓一朗取締役)と話す。

運営業務を効率化するための機能も充実している。特定条件でステータスを自動移動したり、商品個数・地域ごとに配送方法を自動設定したりすることが可能だ。

「『アシスト店長』と当社が提供する企業間取引用カートシステム『楽楽B2B』や、定期通販特化型カートシステム『楽楽リピート』などを併用していただくケースが増えてきた。併用していただくと、システムのスムーズな連携ができ、生産性が高まる」(同)と話す。



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