AlleyGift(アリーギフト)は2023年から、造花やソープフラワーをツイード生地で包装した花束を製造し、ECサイトで展開している。海外で見つけたツイードブーケをヒントに、枯れない新しい花束として20代をメインターゲットにして情報発信している。
商品はオーダーメードできる。販売サイトでは布の色柄、ライトや王冠などのデコレーションが選べる。サイトには人気が高い一部だけを掲載している。
インスタグラムではカラーコードに近い布の選定や、商品の相談を受け付け、既存顧客とのコミュニケーションに利用している。細かなリクエストに応えている。
インスタグラムの投稿は作品例のアーカイブとしての役割も果たす。「組み合わせは無限にあるので、全てを掲載できない。投稿を見て、自分ならどうしたいか考えられるようにしている」(担当者)と話す。
TikTokは認知向上と新規顧客獲得に活用し、現在、新規顧客の7割はTikTokからの流入だ。アルゴリズムを利用して潜在客へのアプローチを図る。コメント投稿のしやすさから「かわいい」「見たことない」といった声、男性からは「喜ばれますか?」といった質問が寄せられるという。ECサイト利用者の男女比は約半々となっている。
▲ECサイト広告出稿はほとんどしておらず、SEOを進めて「ツイードブーケ」「グリッターローズ」などのワードで表示されている。
成人式やクリスマスの贈り物としての利用が目立つが、2023年の後半からは「推し活」でも利用されるようになった。微妙な色の違いにもこだわることができ、形に残ると関心を集めた。
リピート率は4~5割。複数の「推し」がいる人は年に6回以上利用している顧客もいるという。比較的若い年齢層をターゲットにしているが、今後は40~50代にも利用される商品開発も進めていきたい考えだ。