2020.08.26

「北欧、暮らしの道具店」、1年半で2万本売れたオリジナルボトムスの新作発売 秋冬バージョンで靴下も同時に


オリジナルアパレルの販売数は11倍に


「北欧、暮らしの道具店」は、2007年の開店から他社製品のセレクト販売を中心に展開していたが、2015年からオリジナルブランド「KURASHI&Trips PUBLISHING(クラシアンドトリップスパブリッシング)」を展開。2017年からは特にアパレルに注力しており、それまでは9割以上をセレクト商品が占めていた物販売上において、現在ではアパレルを中心としたオリジナル商品が4~5割を占めているとしている。

オリジナルアパレルについては、販売する型数は比較的少ないながらも、できるだけ多くのピースを生産することで個々の商品に真摯に向き合って作り、丁寧に宣伝し、かつ上質なアイテムを手頃な価格で販売するという販売者と購入者双方にとってベストな関係を築きたいとしている。

販売傾向の分析だけでなく、「日常(KURASHI)のなかに、ひとさじの非日常(Trips)を」というコンセプトに沿って、日頃からコラム・動画・SNSなどの反応から顧客のニーズを感じ、需要予測の精度を高めているとし、オリジナルアパレルの販売数は2017年SS(春・夏シーズン)の4000ピースから、2020年SSには44000ピースへと11倍に増加。その95%以上を定価で販売しているという。

「北欧、暮らしの道具店」は、雑貨だけでなく、ファッション、今年4月から販売開始したメイクアップアイテム、さらにはラジオ・ドラマ・映画などのエンターテインメントと、顧客により長い時間を共に過ごしてもらうため、暮らしにおける提案の範囲を拡大していきたいとしている。


「北欧、暮らしの道具店」
https://hokuohkurashi.com/

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