2020.02.23

楽天製作のハリウッド映画第一弾が決定、無人島が舞台のサバイバル・スリラー「BEAST(原題)」

主演を務めるモリーナ・バッカリン

楽天は2月20日、映画製作会社Rakuten H Collective Studioが初めて製作を担う映画が「BEAST(原題)」に決定したと発表した。無人島が舞台のサバイバル・スリラーで、監督は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」などのヒット作を手がけたエスペン・サンドベリ氏。主演は「デッドプール」シリーズでヒロインを演じた女優モリーナ・バッカリンが務める。3月末にニュージーランドで撮影を開始する。

楽天は2019年、米国を拠点に映画の製作・配給を手がけるThe H Collective, Inc.との合弁会社としてRakuten H Collective Studioを設立。映画製作事業に参入を表明した。

アーロン.W.サラが脚本を務める「BEAST(原題)」は、モリーナ・バッカリンが演じる女性・ジェシカに起こった飛行機事故から始まる。たどりついた南太平洋の無人島でサバイバル生活を繰り広げていくジェシカは、愛する子どもたちのもとへ戻るため、心に抱える闇や恐ろしい現実に立ち向かっていくスリラー作品となっている。

監督のエスペン・サンドベリは本作について、「私にとってこの作品は、自らのために闘う勇気と強さを見出し、これまで抱えていた被害者意識から自分を取り戻す女性を描いた物語です。心理的にも身体的にもサバイバルストーリーであり、観客を魅了し興奮させるだけでなく、インスパイアさせることができるものになると確信しています。『BEAST(原題)』は、ホラー、スリラー、アクション、ヒューマンドラマを掛け合わせた新しいジャンルを作ります。強い⼥性像と⼤切なテーマを描いた、今の時代にこの上なくぴったりな作品です」と語っている。

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