2020.08.23

プレイド、オモチャ介したオンライン接客ツール「KARTE GATHER」 顧客とスタッフとのコミュニケーション活性化

店舗がコミュニティの場に


あらゆる物がオンラインで購入できる昨今、実際に足を運ばなければいけない店舗の価値は、顧客・企業の双方から改めて問われはじめており、新型コロナウイルス感染症の影響によりその動きは加速している。こうした状況をふまえ、「KARTE」の「顧客一人ひとりの行動をリアルタイムに可視化し、その人に合わせたコミュニケーションを実現する」という思想に根ざしながら、店舗ならではの新たな価値を探求するなかで「KARTE GATHER」が誕生したという。

提供にあたり同社は、顧客もスタッフも、そこで売られているモノや趣味などへの関心をゆるやかに共有する人々が集まり、売る・買うのみに終始しないフラットなコミュニケーションを促すことで、店舗が“コミュニティ”の場として機能することが期待されるとしている。スタッフがオンライン接客で個性を発揮し、顧客から支持を集めることができれば、そのスタッフに会いに行ける場所としての店舗、そのスタッフを媒介にしたコミュニティの形成も想定することが可能との考えを示した。

「KARTE GATHER」開発者である、プレイドのVP of R&D 秋山剛氏は、「店舗スタッフはお客様のニーズを経験に基づき判断し、接客を行います。的外れな接客を行ってしまうとお客様に接客への嫌悪感を与えるだけでなく、ブランドイメージを損なうなど双方望まない結果になってしまいます。接客前にお客様のニーズや文脈などを知り、お互いにとって良いタイミングで行われる接客が実現できれば、現在のオンラインでの購買体験はより豊かで意味のある体験になると考えています。例えば、何度も『KARTE GATHER』を通じて店舗スタッフと交流することで、オンラインであってもお得意様のような関係を構築できたり、ブランドの背景など多岐にわたる対話が可能になったりするかもしれません。『KARTE GATHER』を通じて、商品の購入だけでなく、お互いに深い理解ができ、豊かな購買体験の実現に貢献できれば幸いです」とコメントしている。


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