2020.08.12

アスクル、電力使用量の34%を再生可能エネルギーに 物流センター2拠点に「グリーナでんき」導入

アスクルは8月11日、ネクストエナジー・アンド・リソースが提供する「グリーナでんき」を物流センター2拠点へ導入したことにより、本社、物流センター、子会社を含めたグループ全体における電力使用量の34%が再生可能エネルギーへ切り替わったと発表した。

アスクルは2017年に、事業運営に必要な電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる「RE100」に加盟し、その目標達成に向けて取り組みを進めている。2018年5月には、グループ全体で25%の再生可能エネルギーへの切り替えを実施。このほど7月1日に「ASKUL Logi PARK 横浜」、8月8日に100%子会社のASKUL LOGISTが運営する「新木場物流センター」へ再生可能エネルギー導入を拡大したことで、34%が再生可能エネルギーへと切り替わったという。同社は今後も「2030年CO2ゼロチャレンジ」実現にむけた取り組みを一層促進していく考えだ。



「グリーナでんき」は、日本で初めて実現したという「100%自然エネルギー(再生可能エネルギー)」による電力プラン。アスクルでは、2018年に続き今回も「グリーナでんき」の「GREENa RE100プラン(非FIT再エネ電源とグリーン電力証書など再エネ属性証書を活用した100%自然エネルギーの電力プラン)」を導入しており、今後も本社・物流センターへの導入を進めていくとしている。

アスクルは、企業による電気自動車の使用や環境整備促進を目指す国際ビジネスイニシアチブである「EV100」にも加盟しており、2016年にラストワンマイルにおける配送車輛において12台の電気自動車の採用を開始。今年1月には大型商品配送のための電気小型トラックを2台導入している。


電気自動車も導入している

このほど「グリーナでんき」を導入した物流センターの「新木場物流センター」は、アスクルグループにおける「EV100」の推進を牽引する物流センターであり、今後は電気自動車の充電時の電力を再生可能エネルギーに切り替えることにより、走行時のCO2排出量をゼロにし、クリーンな配送を可能にするとしている。

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