2020.08.12

LINE、買える美容ポータルサイト「lacore」を開設 AIがスマホでユーザーに合ったコスメや情報を提案

LINEは8月11日、自分にマッチしたコスメや美容情報が簡単に見つかる美容ポータルサイト「lacore(ラコレ)」を開設した。利用者は、気に入ったコスメをそのまま購入することもでき、購入金額に応じて「LINEポイント」を受け取ることができる。また8月24日までの期間は、購入金額の5%分のLINEポイントをプレゼントする「lacoreオープニングキャンペーン」を開催している。

「lacore」は、スマホでのみ閲覧可能な美容ポータルサイト。イエローベース、ブルーベースなどのパーソナルカラーや肌質、年齢など、登録時に入力した情報やサイト内の行動履歴に応じて、AIがユーザーの好みにあった商品やコンテンツをパーソナライゼーションして提供する仕組みにより、自身にマッチした化粧品や美容情報などをLINEから簡単に見つける事ができる。


AIが商品やコンテンツをパーソナライズ

商品ごとの口コミやレビューなど利用者のリアルな声も確認できるうえ、お気に入りの商品やブランド、ビューティコラム等を「My lacore」と呼ばれるブックマークページに保存することで、自分だけのオリジナルの美容ブックを「lacore」内に簡単に作成できるとしている。「lacore」内の商品は購入も可能となっており、利用者は購入金額に応じて「LINEポイント」を受け取ることができる。

LINEでは、「CLOSING THE DISTANCE」というミッションのもと、「LINE」を入り口として、オンライン・オフライン問わず、24時間365日いつでもどこでも、人・情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、全てが完結する「スマートポータル戦略」を展開。2017年にスタートしたショッピングサービス「LINEショッピング」は、現在会員数が3500万人を突破。3億点以上の商品を取り扱い、参画ショップ数も300店舗以上に及ぶなど、ユーザーと店舗との多くの出会いを創出しているという。

昨今の新型コロナウィルス感染拡大に伴い、化粧品販売店舗では、購入前に化粧品を自分の顔や肌に試してみる「タッチアップ」の行為を現在禁止しているケースが多く、「自分の肌やテイストにあった商品を選択できるか不安だ」といった声も多いとし、自分にマッチした化粧品を見つけることができる「lacore」の提供に至ったとしている。

サービス開始時点では、国産ミネラルコスメ「エトヴォス(ETVOS)」や「UZU」、オーガニックヘアケアブランド「john masters organics」、韓国コスメブランド「MISSHA」、EC限定の新ブランド「SKIO」など合計14ブランドの商品を展開しており、今後も人気のコスメブランドが多数参画を予定しているという。


まずは14ブランドの商品を展開

今後は購入前に欲しい商品のサンプルを受け取る事ができる機能や、化粧品販売店舗のカウンセリング予約やLINE電話を活用した美容エキスパートとの1対1相談も可能になるなど、LINEの特性を生かし、オンライン・オフライン問わないシームレスな購買体験の提供を目指すとしている。

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