2020.08.07

【ファンづくりの秘訣】「KEYUCA」、自社製品の魅力発信 店舗とECの連携も

通販主力メンバー

日用品や雑貨の販売店「KEYUCA(ケユカ)」を運営する河淳は、実店舗で使えるポイントとECサイトで使えるポイントを共通化し、オムニチャネル化を進めている。公式アプリも近く提供を開始する予定だ。

ケユカは今年で設立20周年を迎えた。同社はケユカ事業以外に、モノづくりを起点に流通事業を展開し、同事業は今年で46年目を迎えた。流通事業は主に、流通業者が使用する備品や店舗用の什器などを自社で開発し販売している。コンビニやスーパーマーケットが什器などで採用されているという。顧客に商品をよりよく見せる形状やデザインに配慮し、販促型の什器を提案している。こうした取り組みの積み重ねで、カタログなどに掲載しているアイテム数は現在27万点を超えた。顧客が必要とする商品を可能な限り開発して提供している。

ケユカで販売している商品も、これまでに培ってきた商品開発力が生かされている。関東や関西で店舗展開をしているケユカは、店舗のない地域での販売強化を検討してきた。コロナ禍の影響で、店舗への来店が厳しくなっており、店舗主体から、店舗とECのオムニチャネル化の強化に乗り出した。

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