2020.08.03

関通、物流センターで自律走行ロボット「Syrius」を稼働 生産性2.5倍を見込む

自律走行ロボット「Syrius」

EC・通販物流支援サービスを中心とした物流サービス事業を展開する関通は7月28日、関西主管センターにて導入しているAutonomous Mobile Robot(自律走行ロボット)の「Syrius」(シリウス)の現場での稼働を開始したと発表した。

自律走行ロボット「Syrius」は、自ら撮影を行った画像のAIによる解析で位置データを認識し、複数のロボットが倉庫内で直接通信を行い、動きを決めることが可能。指令を出す上位の情報システムが不要なため、既存倉庫にも導入しやすいという特徴を持つ。


関西主管センターに導入

今回の稼働にあたっては、早稲田大学 創造理工学部 経営システム工学科 吉本研究所から現場設計の協力を得ており、作業人員をおよそ半数にしつつも、約2.5 倍の生産性を見込んでいるという。また関通が開発・販売する倉庫管理システム「クラウドトーマス」との連携も実現している。

関通では現在、報道関係者に向け、実際の「Syrius」稼働現場を見ることができる見学や取材を受け付けている。

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