2020.08.03

売れるネット広告社、かっこと連携し「売れるネット広告つくーる」に不正注文防止機能を追加 導入企業の追加コスト不要

通販コンサル事業などを手がける売れるネット広告社は7月27日、単品通販(D2C)支援に特化したクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」に「不正/いたずら注文防止」機能を追加した。同サービスのクライアントは、追加費用無料で利用できる。通販(D2C)支援に特化したクラウドサービスへの「不正/いたずら注文防止」機能の導入は日本で初の事例であるとし、クライアントの利益と安心の確保を図る。

今回追加した「不正/いたずら注文防止」機能は、かっこが提供するオンライン上での不正検知サービス「O-PLUX」(オープラックス)と連携したもので、アフィリエイトポイントの不正取得や初回限定品の複数回注文などの不正・いたずら注文への対策が可能。「売れるネット広告つくーる」クライアントから要望が多かったという「転売防止対策」として活用することで、単品通販会社の利益を保護するとしている。

「不正/いたずら注文防止」機能を利用したECサイトでは、商品の申し込み完了前に審査が実施され、「OK」「REVIEW」「NG」の3種類の結果に分類される。審査結果が「OK」の場合はそのまま受注するが、「REVIEW」「NG」については「受注する」「受注しない」を選択することができる仕組みとなっている。不正取引と判断した受注データは、受注データ管理からブラック登録し、再び申込めないようにすることも可能。「不正/いたずら注文防止」機能が追加されても画面遷移はこれまでと変わらないため、コンバージョン率が下がることはないとしている。


「O-PLUX」による「不正/いたずら注文」防止実績

誰もが時間や場所を問わずに利用できるネット通販は、「不正/いたずら注文」も後を絶たず、通販会社の利益が損なわれる原因となっている。特に最近では、新型コロナウイルスの感染拡大によりEC利用が増大している一方で不正注文も増加傾向にあり、かっこの調査でも昨年と今年の1~3月を比較すると、不正被害件数は3%増加、不正被害金額は21%も増加しているという。こうした状況から、その対策は喫緊の課題となっているとし、「不正/いたずら注文防止」機能の導入に至ったとしている。

今回の導入にあたり、売れるネット広告社の加藤公一レオ代表取締役社長CEOは、「コロナショックによる在宅時間の増加に伴い、多くの通販会社の売上が伸びていますが、その分『不正/いたずら注文』のリスクも拡大しています。『不正/いたずら注文』が多発すると、それ自体が通販会社にとって経済的損失になるのはもちろんのこと、『不正/いたずら注文』のリスクを懸念して攻めの広告出稿をしにくくなっているクライアントも存在します。攻めの広告出稿をすればもっと売上を上げられるのに、その機会を逃してしまうという意味でも、『不正/いたずら注文』による通販会社へのマイナス影響は計り知れません。直接的な損失を防ぐのはもちろん、攻めの広告出稿を控えることによる機会損失をなくすためにも、「O-PLUX」と連携した『不正/いたずら注文防止』機能の追加を決めました。現在『売れるネット広告つくーる』をご利用のクライアントはもちろん、『不正/いたずら注文』に悩んでいる世の中の単品通販会社にも『不正/いたずら注文機能』搭載の『売れるネット広告つくーる』をご利用いただき、売上と利益の拡大につなげていただきたいと思っております」とコメントしている。

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