2025.03.31

子ども服のブランシェス、質の高いコンテンツでEC成長 提案型の新機能は購買率4倍の出足

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SNSなどのプロモーションを担当する河原有希氏(左)、公式ECサイトの運営を担当する橋本知佳氏(右)


子ども服ブランド「branshes(ブランシェス)」を展開するブランシェスは、コロナ禍を経てECサイトが主要な販売チャネルに成長している。SNSでの情報発信を強化しながら、SNSと連動したコンテンツをECサイトで効果的に活用している。ECサイトでは「コーディネート」「UGC(ユーザー投稿)」「リール動画」など多彩なコンテンツを駆使し、子どもを持つ親が「ついつい見たくなる」盛りだくさんの情報を提供している。新たに提供を開始した多彩なコンテンツを組み合わせて提案する「オススメstyling」では当初、閲覧ユーザーの購買率が、非閲覧ユーザーの4倍も高まる成果も出たという。質の高いコンテンツを生み出す戦略や、それを活用する工夫などについて、公式ECサイトの運営を担当する橋本知佳氏と、SNSなどのプロモーションを担当する河原有希氏に聞いた。



コロナ禍を境にECが主要なチャネルに


――ブランシェスはどのような事業を展開していますか?

橋本:当社は子ども服の企画から製造、販売まで一貫して行っています。実店舗は全国に約100店舗を展開しています。ECサイトでは自社ECサイトをはじめとして、「ZOZOTOWN」や「楽天市場」にも出店しています。

――EC事業はどのように取り組んでいますか?

橋本:私が入社した2019年ごろは実店舗の方がECと比べてもかなり大きな売り上げを占めていましたが、コロナ禍を境にECの売り上げが伸びていき、今では実店舗と共に主力の販売チャネルになっています。

「branshes」の中でさまざまなレーベルを展開しているのですが、ECをメインの販路とした「DRC by branshes」というブランドも展開しています。「DRC by branshes」は「ZOZOTOWN」「楽天市場」「楽天ファッション」などで販売し、好調に売り上げを伸ばしています。


▲「branshes」の自社ECサイト


アプリを軸に実店舗とECの相互利用促進


――実店舗とECサイトの連携を図るために取り組んでいることは?

橋本:やはりスマホアプリが大きな役割を果たしていると思います。アプリを介して実店舗で獲得したお客さまにECサイトも利用していただいたり、ECサイトの商品を見ていただいたお客さまに実店舗に来訪していただいたりと、相互利用を促すことで、よりロイヤルなお客さまになっていただくことを目指しています。

ECサイトの在庫を実店舗に取り寄せて購入できるサービスなども提供しており、実店舗とECサイトで在庫の共通化なども図っています。


▲アプリでクーポンや店舗受け取りの機能などを提供

――アプリの利用を促す取り組みは?

橋本:アプリダウンロードでクーポンを進呈してます。さらにアプリの利用者さまには、セールの情報をいち早くお伝えしたり、毎日訪問していただくとスタンプがたまり、クーポンを進呈する機能なども提供しています。

スマホアプリだけではなくLINEからも会員登録できる機能を提供し、会員登録のハードルを下げる取り組みも実施しています。

――SNSでの情報発信にも注力していますか?

河原:私は2023年に入社したのですが、その前から当社はインスタグラムなどSNSでの発信に注力していました。以前は撮影のチームがSNSの運用も行っており、投稿頻度を上げられないという課題がありました。私が入社してからは、SNS運用を担当し、毎日投稿を心がけています。

日々の投稿では、新作商品の紹介や動画コンテンツの作成に力を入れています。短い動画で商品を紹介することで、SNSで広がりやすいコンテンツを心がけています。

定期的にキャンペーンも実施しており、フォローやコメント、「いいね」を条件にすることで「branshes」のアカウントのエンゲージメントを高める取り組みを強化しています。

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