2025.03.27

ウェザーニューズ、EC企業向けに気象データを提供 天候や季節で変わる消費者ニーズの把握を支援

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ウェザーニューズが「EC向け気象データセット」提供

ウェザーニューズは3月24日、オンライン消費に影響しやすい気象データをパッケージ化した、EC事業向けの「気象データセット」の提供を開始した。天候や季節で変わる消費者ニーズを的確に捉え、EC事業におけるプロモーションや仕入れ、配送計画の高度化を支援する。

ウェザーニューズが提供を開始した「EC向け気象データセット」は、当社は天気や気温、体感などの予報や過去データ、花粉や乾燥指数など、オンライン消費に影響しやすい気象データをパッケージ化したデータセット。


▲EC事業向けの気象データセットを提供開始

1kmメッシュ(四方)の高解像度な「天気・体感予報」、花粉や紫外線予報などの「予測データ」、2018年以降の1時間ごとの気温や雨量など過去の天気・体感を蓄積した「過去データ」、10分ごとの「実況天気データ」をAPIで提供する。

ウェザーニューズの天気予報は、1kmメッシュという目の細かさと精度の高さが特徴で、「天気・体感予報」では、72時間先まで1時間ごとの天気・気温・体感指数・体感温度・降水量を予測する「短期予報」と、10日間先まで1日ごとの天気・最高気温・最低気温などを予測する「中期予報」を揃えている。

「体感指数」は、これまでウェザーニューズに寄せられた1500万通の体感報告と、当時の気象データを分析し、最新の気象データをもとに極寒・寒い・ちょうどよい・暖かい・暑いなど10ランクで予報。さらに、花粉ガードやUV対策のような機能性アイテムの販売促進にも活用できるよう、1kmメッシュの花粉予報、乾燥指数、紫外線指数、熱中症情報など生活情報の予測データも揃えている。


▲1kmメッシュの花粉予報のイメージ 4段階で花粉飛散量を予測


▲「ウェザーニュース」アプリにはユーザーから“寒い”“暖かい”などの体感報告が毎日寄せられる

「過去の天気・体感」は、天気・気温・体感温度・降水量・風速など、さまざまな気象要素の過去データをラインナップしており、日時や緯度経度を指定するとデータを得られる。過去データは、ウェザーニューズ独自の気象予測モデルの計算結果を、全国1万3000地点の独自の気象観測網と、ウェザーニュースアプリのユーザーから1日20万通ほど寄せられる天気報告をもとに1kmメッシュの細かさで再解析している。


▲5kmメッシュでは晴れ予報でも、解像度を上げて1kmメッシュで見ると晴れ/雨/曇りが混在していることがある

これらの「EC向け気象データセット」の活用により、EC事業者は、商品の注文数や閲覧数などのECサイトのデータと、1kmメッシュの「過去データ」から、気象条件による消費行動を高解像度で分析できるほか、短期や中期の「天気・体感予報」や「実況天気データ」を商品の需要予測やドライバーの需給調整にも活用できる。

天気や気温の「予測データ」を用いて、販売促進につながる商品のレコメンド機能やキャンペーン広告の運用、ECサイトのABテストやレイアウト調整、プッシュ通知やメール配信など、さまざまなデジタルマーケティングも実施できる。

例えば、1時間ごとの短期予報や10日先までの中期予報をもとに、気温や体感に合わせたコーディネートを提案する、花粉飛散量が多いタイミングで花粉ガード効果のあるマウンテンパーカーのような機能性アイテムを紹介するといった施策が可能になるほか、10分ごとのタイムリーな実況天気や天気予報を商品の仕入れや配送計画の調整に活用することも可能だ。

ECサイト運営者は、消費者がいる場所のピンポイントな天気・気温の変化によって生まれる需要を逃さずにアプローチすることで、売上の最大化や顧客満足度の向上を図ることができる。

一方、近年は気候変動の影響により例年と異なる季節の進みが、オンラインの消費行動に大きな影響を与えていることから、EC分野でも気象データのニーズが高まり、気象データの導入が進んでいるとし、オンライン消費に影響しやすい気象データをパッケージ化した「EC向け気象データセット」の提供に至ったとしている。

EC事業に特化したさまざまな気象データの提供により、ネットショップの売上の最大化や顧客満足度の向上の支援を目指す。

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